連結売上高は460億2800万円 日本農薬2015年8月7日
平成27年9月期第3四半期
日本農薬(株)は8月6日、平成27年9月期第3四半期(平成26年10月1日~平成27年6月30日)連結業績を発表した。
日本農薬(株)グループの、当第3四半期連結累計期間の売上高は、460億2800万円(前年同期比9500万円増、0.2%増)となった。営業利益は102億1100万円(前年同期比7億2800万円増、同7.7%増)、経常利益は96億6200万円(前年同期比2億8000万円増、同3.0%増)、四半期純利益は64億2100万円(前年同期比1億1100万円増、同1.8%増)となった。
国内農薬販売では、園芸用殺虫剤「フェニックス」、水稲用殺菌剤「ブイゲット」などの自社開発品目の普及拡大に努め、新規殺ダニ剤「ダニコング」を始めとする新製品5剤の販売を開始し、品目ポートフォリオの拡充を図った。
「ダニコング」は、新規の作用性と生物効果が市場から評価され、計画を上回った。農薬原体販売では、園芸用殺虫剤「コルト」の、当用期に向けた販社への販売が、好調に推移した。しかし、既存の水稲用除草剤の販売不振などから、国内の売上高は前年同期を下回った。
海外農薬販売では、天候不順などに起因する流通在庫の消化が進み、韓国・中国で「フェニックス」などの売上が伸びた。米国では、園芸用殺虫剤「アプロード」が桜桃など新規市場で、販売が好調に推移した。しかし「フェニックス」原体販売は大幅に減少し、売上高は前年同期を下回った。
なお、ノウハウ技術料収入は前年同期を上回った。結果、農薬事業の売上高は417億9300万円(前年同期比3億3100万円減、同0.8%減)となり、営業利益は94億9700万円(前年同期比8億1700万円増、同9.4%増)となった。
(関連記事)
・「世界で戦える優良企業」目指す 神山洋一日本農薬社長(15.05.28)
・【決算】売上高は349億4800万円 減収増益決算発表 日本農薬 (15.05.22)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日