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新規麦用除草剤「リベレーター」 8月24日より販売 バイエル2015年8月20日

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 バイエルクロップサイエンス(株)(本社:東京都千代田区、ハーラルト プリンツ社長)は、新規有効成分を含有する新規麦用除草剤「リベレーターフロアブル」(水和剤)、「リベレーターG」(粒剤)の販売を、8月24日より北海道を除く全国で開始する。

新規麦用除草剤「リベレーター」 「リベレーター」は、一年生イネ科雑草に効果の高いオキシアセトアミド系除草剤「フルフェナセット」と、一年生広葉雑草に卓効を示すニコチンアニリド系除草剤「ジフルフェニカン」を配合する麦用除草剤だ。
 「リベレーター」は、スズメノテッポウやハコベなど、麦畑の主要雑草の発生前から発生初期に優れた除草効果を発揮する。また2つの成分を配合することで除草範囲が広く、さらに既存のジニトロアニリン系除草剤や、スルホニルウレア系除草剤に抵抗性を有するスズメノテッポウに対して、優れた除草効果を示す。
 新規有効成分「フルフェナセット」は、植物クチクラのワックス層や、細胞膜を構成するスフィンゴ脂質の主成分である超長鎖脂肪酸生合成に関与する超長鎖脂肪酸伸長酵素を阻害する。その結果、細胞分裂及び伸長を抑制し、植物は正常な生育ができなくなり、生育停止、渇死に至る。

◎「リベレーター」の特長
○2つの有効成分(フルフェナセット、ジフルフェニカン)により、広範囲の麦畑雑草に除草効果を発揮。
○既存のジニトロアニリン系除草剤やスルホニルウレア系除草剤に抵抗性を有するスズメノテッポウに対して優れた除草効果を示すほか、カズノコグサに対しても有効。
○広い処理適用幅を有し、麦播種後雑草発生前から、生育始期まで使用可能。○小麦、大麦に対して、ジフルフェニカンによる白斑症状を引き起こす場合もあり得るが、発生するのは当該薬剤と接触した葉のみであり、その後の生育にはほとんど影響を与えない。

◎製品概要
◇製品名:「リベレーターフロアブル」
○成分:ジフルフェニカン8.4%、フルフェナセット33.6%
○毒性:普通物
○荷姿:500ml×20本
○販売ルート:商系ルート・系統ルート(北海道を除く)
○販売開始日:2015年8月24日
○適用作物名:小麦(秋播栽培)、大麦(秋播栽培)
○適用雑草名:スズメノカタビラ、スズメノテッポウ、カズノコグサ、ヒエガエリ、ネズミムギなど。
○使用時期:播種前~麦3葉期(雑草発生前~イネ科雑草1葉期まで)
○使用量:10アールあたり、薬量(60~80ml)希釈水量100L

製品名:「リベレーターG」
○成分:ジフルフェニカン0.2%、フルフェナセット0.6%
○荷姿:3kg×8袋
○使用時期:播種前~麦2葉期
○使用量:10アールあたり4~5kg
(販売ルート、適用雑草などは上記フロアブルと同様) 

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