JAたまな管内でハウスミカン「レギュラー」出荷始まる2025年7月8日
JAたまな管内では6月下旬から、皮が薄く甘味濃厚なハウスミカン「レギュラー」の出荷が始まり、県内はもちろん東北や関東方面へ発送されている。今期はM・Sサイズ中心の出荷で、8月上旬まで継続予定だ。
ハウスミカン「レギュラー」の品質を確認する従業員
JAたまなは6月下旬、グリーンハウスで栽培したハウスミカン「レギュラー」の出荷を開始した。同品種は皮が薄く果実が柔らかいのが特徴で、水分と温度管理を徹底することで、甘味が濃く仕上がる品質が強みである。
柑橘部会ハウスミカン部では、「グリーンハウス」「レギュラー」合わせて4名の栽培者が出荷に取り組んでおり、今期の出荷見込みは約60トンを予定している。
JA中央みかん選果場では、従業員が傷の有無や光センサーで糖度・酸度をチェックして選別。出荷はMおよびSサイズが中心で、通常の段ボール箱に加えて、糖度などを厳選した高付加価値品はパック詰めで取り扱い、高単価販売を目指している。指導販売担当者は「旬の味わいを多くの人に届けたい」と話した。
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