おてつたび 鳥取県北栄町と連携協定を締結 移住交流の促進・人手不足の解消へ2025年8月6日
株式会社おてつたびは、鳥取県北栄町と連携協定を締結した。同町における、二地域居住と移住交流の促進、関係人口の創出・拡大、人手不足の解消に寄与し、持続可能な地域づくりに資する取組を推進する。また、北栄町での二地域居住を支援する「特定 居住支援法人」として「おてつたび」が指定された。
連携協定を締結した北栄町の手嶋町長(左)とおてつたびの永岡代表(7月28日、北栄町)
農業・観光業の人手不足の課題がある北栄町は、関係人口の創出や二地域居住の取り組みを推進し、多様な人の繋がりを強みとしたまちづくりを進めている。令和5年度からは、「おてつたび」の受入れ事業者に対する補助事業を創設。すでに4社でおてつたびの利用実績があり、50人以上の申込から、13人のユーザーが就業している(7月28日時点)。
今回の連携協定により、町内事業者のさらなる利用拡大を図り、二地域居住および移住交流の促進、関係人口の創出・拡大、人手不足の解消を目指す。
「おてつたび」は「お手伝い(短期アルバイト)」と「旅」を組み合わせた人材マッチングサービスで、人手不足に悩む地域事業者と、働きながら旅を楽しみたい旅行者をマッチングしている。
連携にあたり北栄町の手嶋俊樹町長は「北栄町に旅行に来てその合間に農業や地域の事業所で働いていただくということで、進んでいけば人手不足の解消や関係人口の拡大につながる大きな取り組みになる。今回の連携に本当に期待している」とコメント。また、おてつたびの永岡里菜代表は「北栄町は、大栄スイカをはじめ鳥取県内でも有数の農業が盛んな町。地域に根ざした一次産業の現場を中心に、人手不足の解消と、町の魅力を知るきっかけをつくっていけることに大きな可能性を感じています」と話している。
「おてつたび」の仕組み
◎協定内容
1. 二地域居住・移住交流の促進及び関係人口の創出・拡大に向けた情報発信・機運醸成
2. 二地域居住・移住交流の促進及び関係人口の創出・拡大に向けた事業の実施
3. 地域外人材を活用した町内事業所の人手不足解消
重要な記事
最新の記事
-
死亡野鳥の陰性を確認 高病原性鳥インフル2025年10月16日
-
戦前戦後の髪型の変化と床屋、パーマ屋さん【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第360回2025年10月16日
-
東京都産一級農畜産物の品評会「第54回東京都農業祭」開催 JA全中2025年10月16日
-
稲わらを石灰処理後に高密度化 CaPPAプロセスを開発 農研機構2025年10月16日
-
「NIPPON FOOD SHIFT FES.」に出展へ 井関農機2025年10月16日
-
宅配商品の試食販売・交流「商品展示会」26日に開催 パルシステム千葉2025年10月16日
-
世界規模のフード・アグリカンファレンス「WAFI 2025」で最高賞 AGRIST2025年10月16日
-
国・世界と現場の実践が交わる、日本農業のこれから「GAP JAPAN 2025」開催 日本GAP協会2025年10月16日
-
ワンランク上の洋食に「ハンバーグソース デミグラス」新発売 サイボク2025年10月16日
-
ダブルプレスジュース「Vicca」に新プラン登場 青木フルーツ2025年10月16日
-
「罪悪感なき時短」「ゆるやかな食卓革命」明らかに『お料理セット』利用者調査 パルシステム2025年10月16日
-
【2025国際協同組合年】「協同組合っていいかも!」 若い世代へ発信を 連続シンポ第6回2025年10月15日
-
イネカメムシをムシヒキアブが捕食 「天敵」防除に可能性 有機農研シンポで報告2025年10月15日
-
平成の大合併と地方自治【小松泰信・地方の眼力】2025年10月15日
-
公開シンポ「わが国の農業の将来を考える」11月1日開催 日本農学アカデミー2025年10月15日
-
令和7年度加工食品CFP算定ロールモデル創出へ モデル事業の参加企業を決定 農水省2025年10月15日
-
西崎幸広氏ら元プロ野球選手が指導「JA全農WCBF少年野球教室」草津市で開催2025年10月15日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 三重で開催 JA全農2025年10月15日
-
新米など新潟県特産品が「お客様送料負担なし」キャンペーン実施中 JAタウン2025年10月15日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」マロンゴールドで鹿児島の郷土料理「がね」を調理 JAタウン2025年10月15日