いちご狩り観光農園がクラウドファンディング実施中 プロモンテファーム2020年9月2日
水道修理や住宅リフォーム業などを展開する(有)プロシードは、同社が運営する観光農園プロモンテファーム(愛知県豊川市)が、新型コロナウイルスの影響で使われなかったトマトといちごを多くの人に食べてもらおうとクラウドファンディングを実施。立ち上げから20日で目標額30万円を大きく上回った。
1万5000円以上の寄付で届く返礼品
50万円達成で和みいちご「ひまり」のいちごシロップの開発に着手同社は2017年1月に、「三河富士」と呼ばれる本宮山の麓でトマト栽培で農業に参入し、2019年9月にいちご栽培をスタート。12月からいちご狩りをオープンし、今年1月には500人、2月には1000人と着実に来場者を増やしてきた。しかし、新型コロナウイルスの影響で、今期のいちご狩りを中止。農園のいちごはスタッフは連日早朝から収穫し、地元スーパーや直売店でも出荷したが、それでも残ったいちごを、廃棄せずに済むよう新たな加工品開発に乗り出した。
この機会に、いちごやトマトの加工品を中心にクラウドファンディングを活用し、プロモンテファームの味を応援しながら知ってもらい、今後の来園につなげたいと考え、8月12日からクラウドファンディングに参画。集まった資金の使い道は目標額に応じて設定しており、目標金額30万円以上で、直売所の屋上に本宮山を一望できるウッドデッキのテラスを工事、目標金額50万円以上で、いちごシロップを開発。また、目標金額80万円以上で軽飲食設備への投資に当てることを予定している。今回は、目標金額50万円に達したため、来春までに「テラス工事」と「いちごシロップ開発」を実施することが決まった。
トマトおよびいちご栽培と加工品の特徴
プロモンテファームでは、水耕栽培で使われる環境制御システムと土耕栽培を組み合わせ栽培方法を採用。作物が光合成を最大化できる最適な環境を整え、酵素の力を最大限活用した日本古来の土耕栽培により高収量と高品質を同時に実現している。また、加工品開発にも保存料や添加物、砂糖などをできる限り使わず、体にやさしく素材の味が感じられるものを開発している。
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