小泉農相「2000円台出てきた」とX投稿 北海道から疑問の声 販売は2週間前から2025年5月28日
小泉進次郎農相は5月25日、北海道内の量販店店頭で、政府備蓄米が税抜き2980円で販売されている写真をX(旧ツイッター)に投稿。「北海道の備蓄米……2000円台、出てきた」とつぶやいた。この備蓄米は2週間ほど前から販売されており、農相の投稿を批判する投稿もXでは注目を集めている。
北海道の量販店店頭の写真を載せ「2000円台、出てきた」とした小泉農相のX投稿
2842万件表示されたが批判も
小泉農相は、北海道内のまいばすけっとの店頭で、江藤前農林水産大臣時代に放出された政府備蓄米が「穂のほまれ」という商品名で積まれている写真を投稿。「北海道の備蓄米。......2000円台、出てきた。北海道の自民党議員の協力に感謝」と書いた。
このX投稿は、2842万件表示され5198リポストされた(5月28日12時10分現在)。
それに対し、「北海道では、備蓄米は放出当初から店頭にあり、ずっとこの値段だ」「皆さん、自民党に騙されないでほしい」との投稿もなされ、リポストは、農相の元投稿を大きく超える5万件にのぼった(5月28日12時10分現在)。
「大臣交代は関係ない」
このお米はいつから売られているのだろうか。まいばすけっとを運営するイオン北海道によると「2週間ほど前から、その価格で販売している。大臣交代とは関係ない」(広報)。つまり、小泉氏の農相就任前から売られていた、江藤前大臣時代に放出された備蓄米ということだ。
「備蓄米5キロ2990円で店頭に」という長野県内の販売についての小泉農相のX投稿も波紋を呼んだ。背景には、産地と都市部での米の小売価格の差もありそうだ。
全農長野は「長野や北海道では東京より米の小売り価格が少し安い。東京の人に『なぜか』と聞かれることがあるが、県内ではAコープに限らず系統外のスーパーも同水準の価格で販売し、採算も合っている」(米穀課)と話す。
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