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【注意報】果樹カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 神奈川県2025年5月29日

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神奈川県農業技術センターは、果樹全般に果樹カメムシ類が県内全域で多発のおそれがあるとして、5月28日に令和7年度病害虫発生予察注意報第1号を発表した。

図1:予察灯における誘殺数の推移(小田原市根府川)

神奈川県農業技術センターによると、県内に設置している予察灯とフェロモントラップの果樹カメムシ類の誘殺数は、5月3半旬まで概ね平年並だったが、一部の地点で5月4半旬に急増した。また、小田原市根府川に設置している予察灯で、5月4半旬の誘殺数が、ツヤアオカメムシが1613頭、チャバネアオカメムシが706頭となり、5月の半旬値としては、ともに過去10年間で最多となった(図1)。

図2:予察灯における誘殺数の推移(伊勢原市三ノ宮)と図3:フェロモントラップにおけるチャバネアオカメムシ成虫誘殺数の推移

伊勢原市三ノ宮に設置している予察灯では、5月4半旬の誘殺数が、ツヤアオカメムシが5887頭、チャバネアオカメムシが1381頭となり、5月の半旬値としては、ツヤアオカメムシは過去7年間で最多となり、チャバネアオカメムシは過去7年間で3番目となった(図2)。また、フェロモントラップにおけるチャバネアオカメムシの5月4半旬の誘殺数が、小田原市根府川で平年の3.8倍となり、南足柄市で平年の6.4倍となった(図3)。

気象庁が5月20日に発表した3か月予報によると、6~8月の気温は平年より高くなると予想されており、今後、果樹カメムシ類の活動が活発になると予想される。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)果樹カメムシ類の飛来は夜温が高く、風の弱い日に多くなるため注意する。

(2)飛来状況は地域や園により異なるため、山際の園地や過去に被害の多かった園地では注意し、飛来を確認したら早急に防除を行う。

(3)今後の発生状況は、農業技術センターホームページの情報を参考にする。

(4)農薬使用の際は、必ずラベルの記載事項を確認し使用基準を遵守する。合成ピレスロイド剤や有機リン剤は天敵類に影響を及ぼし、ハダニ類やカイガラムシ類が増えることがあるので留意する。

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