米の民間在庫水準 300万t 進まぬ販売 在庫率過去最高の43% 2026年3月31日
農水省は3月31日、2月末の米穀流通の動向を公表した。
2025年産米の集荷数量は260.9万玄米tで対前年同月比では37.7万玄米t増となった。前年比では集荷量は増えているものの、集荷量は2013年産以降、24年産、23年産についで3番目に少ない。
現場ではこれまで米の集荷をしてこなかった新たな業者が産地に入り込んで集荷し、翌年も生産者との結びつきが継続しているなど、生産者からの出荷ルートが多様化し流通構造が変化していることが集荷数量に影響しているとみられる。
契約数量は227.2万玄米tで同19.6万玄米t増えている。
ただ、販売数量は78.6万玄米tで同17.1万玄米t減で82%と2013年産以来、もっとも少ない。
民間在庫量は同95万玄米t増の300万玄米tとなり近年ではもっとも高い水準で3月の食糧部会で修正された需要見通し(691~704万玄米t)に対する在庫率は43%と過去最高となった。
在庫のうち販売段階の在庫は同21万玄米t増の67万玄米tとなった。例年、この時期の在庫量は40万~50万玄米tだが、販売が進まないため卸売業者など販売段階での在庫が膨らんだ。
その影響を受けて集荷業者から卸売業者への出庫が緩やかになり、出荷段階の在庫量は同74万玄米t多い233万玄米tとなった。
米の販売数量は同95.2%で小売業者向けは97.4%、中食・外食業者向けは同92.5%だった。1月の同88.7%に比べれば2月はやや持ち直したと見られるが、2019年との比較では同91.5%と低迷しており販売は進んでいない。
一方、販売価格は小売業者向けが同115.9%、中食・外食業者向けが140.2%となった。昨年の2月では前年比は176.0%と156.7%だったことにくらべると、「前年との価格差が減少」(農水省)しており、価格下落の傾向も見られる。
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農 26年産米 生産・集荷・販売方針】安定生産、米価安定が不可欠 藤井暁米穀部長に聞く(1)2026年3月31日 -
【JA全農 26年産米 生産・集荷・販売方針】安定生産、米価安定が不可欠 藤井暁米穀部長に聞く(2)2026年3月31日 -
米の民間在庫水準 300万t 進まぬ販売 在庫率過去最高の43%2026年3月31日 -
合理的な価格形成に注力 全農の桑田理事長2026年3月31日 -
供給網は維持も「値上げは避けられない」 中東情勢緊迫化による農業資材への影響 JA全農2026年3月31日 -
【JA人事】JAかとり(千葉県)武田好久組合長を再任(3月28日)2026年3月31日 -
【肉とビールと箸休め ドイツ食農紀行】(7)とんこつラーメンは本当に人気か? ドイツのラーメン事情-その2-2026年3月31日 -
儲け過ぎと名指しされたコメ卸の株主総会での質疑・応答【熊野孝文・米マーケット情報】2026年3月31日 -
卓球「2026ITTF男女ワールドカップ」開幕 日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2026年3月31日 -
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2026年3月31日 -
【人事異動】日本文化厚生連(4月1日付)2026年3月31日 -
【役員人事】アグリビジネス投資育成(4月1日付)2026年3月31日 -
【役員人事】木徳神糧(3月26日付)2026年3月31日 -
大阪北部中央青果、東京中央青果(神明グループ)の子会社に 青果物流通で付加価値創出2026年3月31日 -
「GREEN×EXPO 2027」で大阪・関西万博の「大屋根リング」を再活用 神奈川県2026年3月31日 -
斜面草刈機シリーズ「スパイダーモアー SP753B 」新発売 オーレック2026年3月31日 -
「第2回高校生のための食育プログラム」表彰式など開催 クミアイ化学2026年3月31日 -
富山県 小矢部市、小矢部市商工会、小矢部市企業協会と包括連携協定を締結 タイミー2026年3月31日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等輸入を一時停止 農水省2026年3月31日 -
国産紅茶葉100%使用「和の紅茶」パッケージをリニューアル アサヒ飲料2026年3月31日


































