2025人事バナー縦
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
農協研究会
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
ヘッダー:FMC221007SP
JA全中中央①PC
FMCセンターSP:ベネビア®OD

儲け過ぎと名指しされたコメ卸の株主総会での質疑・応答【熊野孝文・米マーケット情報】2026年3月31日

一覧へ

国会の質疑の中で「儲けすぎ」と名指しされた大手卸K社の株主総会が3月26日、東京証券会館で開催された。第78期(2025年1月1日~2025年12月31日)の決算概要は、売上高1761億9100万円(前期比48.1%増)、営業利益80億2500万円(同237.6%)、経営利益81億6900万円(同228.7%)、純利益55億2000万円(同220.2%)となっている。この数字だけ見ても確かに儲けすぎと言われても仕方がない好決算で、質問に立った株主からも「儲けすぎて問題では?」という問いかけがあったほか「今年の秋にコメが暴落した際の対処」についても質された。

komemarket_sum

株主総会での株主と経営側の質疑応答で興味深かった内容の概要は以下の通り。

<株主>
「今年の秋に新米が出た時に、価格が暴落する可能性があると思うんですが、その時に利益にどう影響するのか」
「売上が下がれば利益も下がるのか、それとも仕入れやタイミングでうまく維持できるのか」

<回答>
「現在、コメ余りの状況が続いています。来年6月の在庫は270万トンを超えるとも言われており、需給バランスは崩れています。なかなかコメ余りの状況は改善していかないと思います。この次にでてくる8年産米の価格ですけれども、当然、需給バランスが崩れているわけですから、需要量よりはるかに供給量の方が多いということになるわけで、価格的には、多分、これは下がっていくという風に想定はしています。そのため精米価格は下がると想定しています。店頭価格も5kg3000円台、場合によっては3000円を切る商品も出てくると思います。今よりか1段2段、下がるという風に思っています。そういう中で、当社の利益構造ですけれども、コメについては、当然原料が安くなるので、8年産米については、安くなったものをその場の適正価格で買い入れると。その中で、販売先様については、当然新たに価格を下げたものをご提案申し上げるということになりますので、そこで、従来の利益構造、それ自体は残していきたいという風に思っているところです。当社としては、安くなった原料を適正価格で仕入れ、販売価格も下げていく中で、従来の利益構造は維持していきたいと考えています。」

<株主>
「売上が上がるのはいいですが、収益が上がりすぎても問題ではないかと感じています」

<回答>
「昨年の収益というのは、今まで弊社の営業利益で20億円を超える利益を上げているのは、実質この3年間ということになります。昨年はそれをはるかに大きく上回って80億円になるわけですけれども、1つはこの業界の今までの体質、体制、こういったものが上げられるんだろうという風に思っています。スーパーに行くとお米が売られてないスーパーは当然ないわけで、どこのスーパーでも売られている。そういう中で、実は目玉にもずっとなって来た。この何十年。要するに量販店、小売店でお米を目玉にして、販売を組み立てるということがあったと。我々もある意味、お米の消費を拡大していかなければいけないので、それに便乗してお願いをして販売を拡大できるようにしてきた。そういう構造的なものがあったので、それが今までは薄利多売の部分にどうしてもなってしまった。

昨年はそういうことが、実は一切なかった。特売を含めた販売というのは、実はほとんどなされなかった。特売に必要な条件や販促の費用がなかった。それからコストがずっと上がって来た中で、このコストも同時に見させていただいた。またマージンも従来なかなか取れなかったものが取れるようになった。昨年は、年間を通してそうした利益構造になりましたので5%ぐらいの利益があった。

今までは、本当に1%得られるかどうかっていうような状況で、かなり改善がされたという風に思っております。今後、我々が上場企業として経営をしていく上で、5%程度の利益というのは、やはり目標にすべきところという風に考えておりますし、構造改革をしていく必要がある、という風に思っております。よって、昨年の利益の取り過ぎという話については、ここは正直、しっかり、必要なものをお願いをして、ご理解をいただいた上での結果という風に考えております。そこは、そういう括りを会社としてさせていただきました」

株主総会では触れられなかったが、この卸の米穀の販売数量は前期が35万800tであったが、今期は8万9000t、率にして24.8%増加して44万7000トンになったことが売り上げ増大の大きな要素である。販売量が伸びた最大の要因はミニマムアクセス米などの扱いが急増したことにある。前期は9万5000tであったが、今期は20万5700tと2・2倍になった。この卸は令和の米騒動で外米でも儲けたのである。

重要な記事

241029・日本曹達 くん煙:右上長方形SP

最新の記事

260312_アサヒパック_春のキャンペーン_SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る