【特殊報】ダイコン褐斑細菌病 国内未報告のAcidovorax属菌を確認 神奈川県2026年3月30日
神奈川県農業技術センターは、国内で初めてダイコン褐斑細菌病(仮称)(病原菌名:Acidovorax sp.)の発生を確認。これを受けて、3月27日に令和7年度病害虫発生予察特殊報第2号を発表した。
神奈川県農業技術センターによると、2024年10月に県内の秋冬ダイコン圃場で、葉にハローを伴う褐色の斑点を多数形成する症状を確認。褐斑症状からは細菌の漏出が認められた。分離した細菌のダイコン葉への接種・再分離等を行った結果、この症状は分離した細菌による病害であることが判明。農研機構植物防疫研究部門に依頼した結果、分離した細菌はダイコンの病害としては国内未報告のAcidovorax属菌であると同定された。
左から、図1:葉の初期症状、図2:葉のハローを伴う褐斑症状(提供:神奈川県農業技術センター)
病徴は、葉に始め褐色の小斑点が表れ(図1)、のちにハローを伴い拡大し、融合して葉の枯死に至る(図2)。根部への病徴は現在のところ不明。
同菌はAcidovorax valerianellaeの近縁種だが、ゲノム系統解析の結果、既知種とは異なる。感染経路は現在のところ不明。同細菌を対象として、ゲノム相同性検索を行ったところ、同菌と同種となる菌株は、国内ではメロン、キウイフルーツ、チャ、アジサイ、アケビ、タケニグサから分離されている。
図3:圃場の様子。赤枠は枯死した株(提供:神奈川県農業技術センター)
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)3月27日現在、同病に対する登録農薬はない。
(2)発病した個体は、速やかに除去し、ほ場にすき込まず、ほ場外に出して、適切に処分する。
(3)排水不良や水のたまりやすい場所で発生しやすいので、排水対策を実施する。
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