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埋却処理・卵処理を一体化 鳥インフル感染拡大に挑む国内初の特許技術「PALSAP」提供開始2025年5月26日

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感染症対策と環境保全技術を開発するテクニカ合同株式会社(神戸市東灘区)は、鳥インフルエンザなど、畜産分野での感染症発生時の迅速かつ衛生的な処理を可能にする「PALSAP(パルサップ)」シリーズを開発。全国自治体と養鶏現場への提供を始めた。

現場の現場の"困った"に応える3製品構成構成

2024年~2025年にかけて全国で高病原性鳥インフルエンザが急拡大し、今年1月には1か月で540万羽以上が処分された。また、2022年に熊本県で発生した死骸からの汚染液流出事故や、養鶏場での卵焼却処理における設備トラブルなど、直近でも食肉鶏・卵の価格など消費者生活にも影響を与えており、農場経営者や自治体、JA関係者の対応負担が社会問題化。こうした状況を受け、感染症発生時の迅速かつ適切な処理が求められている。

PALSAPシリーズは、国内初の特許取得技術を活用した処理方法。従来の処理方法が抱える課題を解決し、現場の作業負担を軽減しながら、環境保護と感染拡大防止を同時に実現するために開発され、2024年度から有用技術として全国の一部の自治体にて活用が始まった。

同社は今後、全国の自治体やJA、農場関係者と連携し、「発生時に即応できる体制づくり」の支援を進め、鳥インフルエンザや豚熱などの再発・拡大が続く中、持続可能な農業と地域環境の保全に資する技術として、PALSAPシリーズの普及を目指す。

◎「PALSAPシリーズ」概要

■PALSAP A剤(感染動物の処理用)特許第7546870号
動物の体液を素早く吸収・固定し、移送時の漏れを防ぐことで、作業者の感染リスクを軽減する。
・汚染体液を瞬時に吸収・固定し、感染リスクを大幅低減。
・積載や袋破損時における体液漏れを防止し、安全な移送が可能。

■PALSAP B剤(感染鶏卵の処理用)特許第7423025号
高粘性の卵液を吸収・固体化して移送時の漏れを防ぐ。焼却処理時の負担が軽減されているため、焼却設備の受け入れ拒否問題を解決する。
・国内唯一の素材。積載時の崩壊を防止し、卵液を吸収。
・燃焼効率2.5倍アップ。老朽化された焼却処理をスムーズに。

■PALSAP L(埋却地の環境保全用)特許第7599253号
埋却後に散布乾燥させるだけで表面に強固な膜を形成。降雨や台風による汚染物質の流出を防ぐことで、長期的な地域環境汚染対策に貢献。
・強固な膜を形成し、長期間にわたり効果が持続
・降雨・台風時の汚染流出を防ぎ、埋却地の環境保護を実現。

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