冷凍食品事業の2021年度実績 過去最高の584億円に 日本生協連2022年4月14日
日本生協連は4月12日、2021年度の冷凍食品事業の業績と今後の方針について発表。2021年度の供給金額(売上高)は過去最高の584億2000万円で、コロナ禍による在宅時間増で調理冷食がさらに伸長した。
冷凍食品事業の2021年供給金額の割合
冷凍食品事業の2021年供給金額(売上高)は584億2000万円と、過去最高の実績となり、前年比100.2%。冷凍食品の需要は高止まりの状況が続いている。商品カテゴリ別にはコロナ禍による在宅時間増加の影響などがあり、麺類や米飯類、スナック等を扱う「調理冷食」が前年比103.6%とさらに伸びた。
唐揚げや焼き鳥、ハンバーグなど、畜肉商品を扱う「畜産」は上期までは好調だったが、下期は東南アジアでの主力品の製造停止が影響し前年割れとなった。また、「冷凍野菜」は大幅割れとなったが、2019年比では高水準を維持。「アイス冷菓」は、冷夏が影響しマイナスとなった。業態別では宅配・店舗ともに調理冷食が牽引した。
冷凍食品事業の供給金額(売上高)の推移としては、2010年頃までは横ばい傾向だったが、その後の冷凍食品需要の高まりや会員生協における冷凍食品売り場の拡大、販促強化などもあり年々拡大傾向にある。2020年には政府が発表した新型コロナウイルスによる一斉休校や、その後の緊急事態宣言の発出がきっかけとなり、一気に需要が拡大した。

冷凍食品市場が拡大し始める以前の2005年の供給金額(売上高)と比較すると、2021年には154%と大幅に伸長。商品カテゴリ別には年々伸ぼいている調理冷食が2005年比180%で全体を牽引している。また、コロナ禍で急伸した冷凍野菜は2005年比155%に拡大した。
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