オフィスユニフォームに「漆黒」の新提案 JAにもファッション性でアピール サーヴォ2025年7月8日
総合ユニフォームメーカーのサーヴォ(東京、植田文裕社長)は、7月展でレディスのオフィスユニフォーム「GROW(グロウ)」秋冬物として、「漆黒」シリーズを新たに提案した。従来のポリエステル100%では難しかった深い“黒”を実現し、従来から取引のあるJAに対しても、ファッション性を高めたオフィスユニフォームとしてアピールする。ペア企画としてメンズも展開する。
「GROW」の漆黒シリーズ
コロナ禍を経て、オフィスユニフォームの需要にも変化が見られる。耐久性やストレッチ性といった機能性や快適な着心地に加え、コーディネートによるファッション性も「モチベーションの向上につながる」。特にフォーマル色が強いブラックはニーズが高いが、ポリエステル100%では染色に課題があり、深みを出すのが難しかった。
「漆黒」シリーズは、東レの高機能ストレッチ素材「Lightfix(ライトフィックス)」を使用し、黒の深さにこだわってウールのような風合いに仕上げた。軽量で縦横に伸びるストレッチ性を備え、快適な着心地を実現。静電糸を入れてホコリも付きにくい。メンズでもスーツを提案する。
すべてのボトムに"すごラクウエスト"を採用
オフィス用として、多くの機能性を備える。ジャケットやベストの胸ポケットはネームプレートを取り付けられるサイズで、左右の内ポケットにはIDカードやメモを収納でき、ペン差しポケットも装備。左腰にはA4用紙が二つ折りで入る内ポケット、右腰にはメッシュ素材の内ポケットがある。チェンジポケットはスマホを収納できるサイズで、ジャケット内側にはインカムコードを通せるループも備えている。
デザイン面では、ヒップへの圧迫感を軽減するサイドベンツ、ウエストが10cm伸びる"すごラクウエスト"で動きやすさを確保。ジャケットはテーラード(本体価格2万8000円)とノーカラー(2万5000円)を用意。ボトムはAラインスカート(1万6000円)、タイトスカート(1万5000円)、タック入りテーパードパンツ(1万8000円)を展開。ベスト(1万7000円)のほか、インナーにはブラウスに加え、Tシャツやカットソー(いずれもポリエステル100%)も提案し、着回しの幅を大きく広げている。
「GROW」には、「プラチナ・ストライプ」シリーズも加わる。黒にブロンズ、紺にブルーの繊細なストライプを配したデザインで、素材にはポリエステルとキュプラの複合素材「マニフィーレ」(東レ)を採用。ストレッチ性やイージーケア性に優れた"進化系ニット"で、美しい仕立て映えと梳毛(そもう)のような表情が特徴だ。
スカートはAライン(1万6500円)、タイト(1万5500円)に加え、スカートのように見えるキュロット「スカパン」(1万9000円)も用意。タック入りテーパードパンツ(1万9500円)もあり、すべてのボトムに"すごラクウエスト"を採用している。ジャケット(2万8500円)はテーラードタイプで、ベスト(1万7500円)も展開。「漆黒」シリーズ同様、インナーも多彩に提案し、着回しの幅を広げている。
カタログ販売に加え、レンタルにも力を入れており、コスト低減につながる提案としてアピールしている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(171)食料・農業・農村基本計画(13)輸出国から我が国への輸送の状況2025年12月6日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(88)ジチオカーバメート(求電子剤)【防除学習帖】第327回2025年12月6日 -
農薬の正しい使い方(61)変温動物の防除法と上手な農薬の使い方【今さら聞けない営農情報】第327回2025年12月6日 -
スーパーの米価 前週から23円上昇し5kg4335円 過去最高値を更新2025年12月5日 -
支え合い「協同の道」拓く JA愛知東組合長 海野文貴氏(2) 【未来視座 JAトップインタビュー】2025年12月5日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】『タコ市理論』は経済政策使命の決定的違反行為だ 積極財政で弱者犠牲に2025年12月5日 -
食を日本の稼ぎの柱に 農水省が戦略本部を設置2025年12月5日 -
JAの販売品販売高7.7%増加 2024年度総合JA決算概況2025年12月5日 -
ポテトチップからも残留農薬 輸入米に続き検出 国会で追及2025年12月5日 -
生産者補給金 再生産と将来投資が可能な単価水準を JAグループ畜酪要請2025年12月5日 -
第3回「食料・農林水産分野におけるGX加速化研究会」開催 農水省2025年12月5日 -
新感覚&新食感スイーツ「長崎カステリーヌ」農水省「FOODSHIFTセレクション」でW入賞2025年12月5日 -
(464)「ローカル」・「ローカリティ」・「テロワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月5日 -
【スマート農業の風】(20)スマート農業を活用したJAのデジタル管理2025年12月5日 -
「もっともっとノウフク2025」応援フェア 農福連携食材を日替わりで提供 JA共済連2025年12月5日 -
若手職員が"将来のあるべき姿"を検討、経営層と意見交換 JA共済連2025年12月5日 -
IT資産の処分業務支援サービス「CIRCULIT」開始 JA三井リースアセット2025年12月5日 -
「KSAS Marketplace」に人材インフラ企業「YUIME」の特定技能人材派遣サービスのコンテンツを掲載 クボタ2025年12月5日 -
剪定界の第一人者マルコ・シモニット氏が来日「第5回JVAシンポジウム特別講演」開催2025年12月5日 -
野菜との出会いや季節の移ろいを楽しむ「食生活に寄り添うアプリ」リリース 坂ノ途中2025年12月5日


































