2025人事バナー縦
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
農協研究会
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
250801_フジワン_SP
JA全中中央①PC
250425_ナブ普及会SP

【注意報】ネギ、ブロッコリー、ダイズにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年8月26日

一覧へ

埼玉県病害虫防除所は、ネギ、ブロッコリー、ダイズにシロイチモジヨトウが県内全域で多発のおそれがあるとして、8月22日に令和7年度病害虫発生予察注意報第5号を発表した。

写真1:ネギを食害する老齢幼虫、写真2:ネギの葉身内に食入した老齢幼虫(提供:埼玉県病害虫防除所)(提供:埼玉県病害虫防除所)

写真3:幼虫によるネギの著しい食害、写真4:ダイズの葉を食害する老齢幼虫(提供:埼玉県病害虫防除所)(提供:埼玉県病害虫防除所)写真5:ダイズ葉裏に群生する若齢幼虫、写真6:ブロッコリー葉を食害する老齢幼虫(提供:埼玉県病害虫防除所)(提供:埼玉県病害虫防除所)

埼玉県病害虫防除所によると、病害虫防除所が設置したシロイチモジヨトウのフェロモントラップへの雄成虫誘殺数が、4地点で多い。平年及び準平年との比較が可能な2地点では平年を大きく上回って推移し、注意報を出した昨年を上回る増加傾向が認められる(図)。

図:シロイチモジヨトウ誘殺消長(左上:深谷市、右上:杉戸町、左下:加須市、右下:白岡市※)※白岡市はR7年からの調査のため当年データのみ

気象庁が8月21日に発表した季節予報によると、関東甲信地方の向こう1か月の気温は高い予想。今後、同虫の活動がさらに活発になると予想される。また、ネギおよびダイズほ場において、幼虫による著しい食害を確認。今後、定植期となるブロッコリー等の他作物でも被害拡大が懸念される。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)早期発見に努め、卵塊や孵化直後の1齢幼虫や若齢幼虫の集団を見つけたら速やかに取り除き、ほ場外で適切に処分する。
(2)幼虫が作物内に食入すると薬剤の効果が低下するため、被害を確認したら直ちに防除を実施する。
(3)老齢幼虫に対しては薬剤の効果が低下するため、薬剤散布は若齢幼虫のうちに実施する。また、抵抗性害虫の発生を避けるため、作用機構が同じ薬剤の連用を避ける(表1~3)。

表1:ネギのシロイチモジヨトウの防除薬剤例

表2:ブロッコリーにおけるシロイチモジヨトウの防除薬剤例

表3:ダイズにおけるシロイチモジヨトウの防除薬剤例

重要な記事

250801_フセキワイドフロアブル_SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る