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デジタル技術をどう活用するか AOAセミナー2016年10月27日

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 国際協同組合保険連合アジア・オセアニア協会(AOA)が10月25日、東京都内で開いた「AOAセミナー2016」で、ICMIF会員サービス担当のリズ・グリーン氏が基調講演を担当。このほか、デジタル技術についての講演が行われた。

リズ・グリーン氏 「協同組合/相互扶助の保険セクターに対するグローバルな評判等にかかる最新の報告」と題し、ICMIF会員サービス担当のリズ・グリーン氏が基調講演を行った。デジタルメディアの情報をもとに、保険・共済がもつ影響力・社会への貢献度等に係るグローバルな評判を調査したICMIFの最新の結果を報告した。
 これによると、2012年にくらべ、2015年は保険業界全体の中で保険協同組合/相互扶助の保険組織の注目度が11%上昇した。さらに、保険関連会議などでの発言割合は93%上昇。
 この変化について、2012年から2014年に行ったICMIFの活動のプレスリリースや特集、ツイッターなどのSNS活動の増加、グローバルフォーラムへの関与を挙げ、コミュニケーションを増やしたことが改善につながったと同氏は指摘した。
 また協同組合/相互扶助の価値観への関心度は2012年と比べ2015年は184%上昇している。同氏は、「メディアで多くの話題やトピックに取り上げられたことが反映しているのでは」と話した。
 今後、持続可能性のあるメッセージを継続して発信していくことが若い人たちに対して重要なことだとした。

◆  ◇

アクセンチュア(株)・大喜多氏 「従来の『保険』の先へーデジタル・イノベーションが実現する保険ビジネス進化論」と題し、アクセンチュア(株)金融サービス本部マネジングディレクター・大喜多雄志氏が講演した。
 保険会社に対する満足度や乗り換え割合を11か国で比較。インドやフィリピンは保険会社に満足している割合が高いが、過去6~12か月の乗り換え割合も最も高い。これについて「市場の拡大で保険に満足はしているが、他のサービスのある保険会社に簡単に乗り換えていく」と話した。日本は保険会社に対して満足度は11か国中10位と低いものの、乗り換え割合は最も少なく、「満足していないが、他社への乗り換えのきっかけがない」と指摘した。
 また保険の顧客で保険会社のデジタル体験に満足しているのは15%にとどまると指摘。保険業界への異業種参入についても例を上げた。スーパーを営むWoolworthsは、自社スーパーで保険を販売。保険自体の引受会社は別にあるが、小売りで得た顧客データ(世帯人数や健康志向的考え持つかなど)をもとに最適な保険を顧客に推奨している。
 またデジタル技術を使った保険への付加価値の可能性についても指摘した。海外の先進事例として、顧客の健康を補助する保険のサービスを展開し、それによる値引きを行うなどを示した。

 このほか、ICMIF会員優良事例としてスライベントフィナンシャル(米国)のビル・マッキニー副社長が「若者を惹きつける取り組みとデジタル・イノベーションの活用」を講演。大学生協共済連、NTUCインカム、JAおちいまばり、AOA参加会員などの発事例発表や報告があった。
(写真)リズ・グリーン氏、アクセンチュア(株)・大喜多氏

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