被災地産食品の積極活用を呼びかけ 農水省2014年8月28日
全国1173団体に要請
農水省は8月27日、全国の関係機関に東日本大震災の被災地産の食品を積極的に活用するよう、改めて要請を出した。
農水省は震災直後の23年4月から「食べて応援しよう!」のキャッチフレーズで被災地産農林水産物・食品の販売フェア開催や外食での活用などを呼びかけてきた。
被災地産農林水産物・食品の販売は「全体として回復傾向にある」が、「一部被災地域の食品に対する消費者の不安は払拭されて」いないとして、秋からの農産物の出荷最盛期を前に、改めて要請を出した。要請では、これらの積極的活用を呼びかけるだけでなく、原発事故の影響が大きい地域でも、「農地等の除染や肥料・飼料の管理等」生産現場の懸命な取り組みにより、放射性物質の基準値を超える食品が市場に流通しないよう、きめ細かな検査が行われていることなどの情報提供もあわせて行うよう呼びかけている。
要請は全国の296食品産業関係団体、783国公立・私立大学、47都道府県の計1173団体・機関あてに送られた。
(関連記事)
・消費増税で売上高減 アグロ カネショウ(2014.08.25)
・【時の人 話題の組織】嶋村茂治・(株)みらい代表取締役 植物工場を新たな農業分野として確立(2014.08.18)
・【コラム・目明き千人】次は"ノーベル平和賞"(2014.08.08)
・地域を丸ごと幸せに 菅野孝志・JA新ふくしま組合長(2014.08.06)
・荒川静香さんの取材風景を展示 JAビル4階(2014.08.05)
重要な記事
最新の記事
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日
-
土日が多い曜日まわり、歓送迎会需要増で売上堅調 外食産業市場動向調査3月度2024年4月26日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2024年4月26日
-
淡路島産新たまねぎ使用「たまねぎバーガー」関西・四国で限定販売 モスバーガー2024年4月26日