【花ちゃん・消費者の目】分かり易い画像の検査2019年2月13日
昨年の夏ごろから左右の指先に痺れを感じたので病院に行ったところ、頸椎に異常がある可能性が高いと診断され、MRI検査を受けることになりました。MRIというのは,磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略で、強い磁石と電磁波を使って体の断面図を映し出す検査です。私の場合は頭から胸ぐらいまでを縦横にスライスした画像を撮りました。筒状の検査機器の中に寝せられて30分ほどで検査は終わりました。
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X線を使うレントゲンやCTでは骨は白く映るだけですが、MRIは骨の中までどうなっているか見ることができます。生まれて初めて頭の中や首の骨の中を目にしましたが、上から数えて5番目と6番目の首の骨の間の椎間板の一部が飛び出して、首の骨の中を通っている神経が押されてくびれたようになっていました。自分の首の骨の中を画像で見ることができるとは想像もしていませんでしたし、その画像が非常に鮮明なのにも驚きました。
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検査方法の進歩によって診断の精度が上がり、医師と患者が病気やけがの状態を共有できるのは大変すばらしいことです。病気の状態、治療法や手術などについて、医師より詳しい説明を受け、患者がその内容を十分に理解した上で、治療法や手術についての承諾を行なうことをインフォームドコンセントと言いますが、画像による説明は理解しやすく説得力があります。
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農業においても検査方法の進歩が期待されます。例えば、どんな病気が畑や水田のどれくらいの範囲に広がっているのか、収穫量や収穫物の品質にどう影響するのかなど、タイムリーに視覚的に確認出来たら、防除の必要があるのかないのか、防除の必要があるとしたら、どの農薬をどの範囲に散布すればいいのか判断しやすくなると思います。
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