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経常利益1%増加-農林中金半期決算2020年11月19日

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農林中央金庫は11月18日、2020年度半期決算を発表した。運用収益は減少したものの、外貨調達費用の減少で前期比1%増の869億円の経常利益を確保した。

奥理事長(左)と大竹専務奥理事長(左)と大竹専務

経常収益は5922億円で前期比▲2385億円となった。うち資金運用収益は▲2127億円の4310億円となった。

一方、経常費用は同▲2394億円の5053億円となった。うち資金調達費用は▲2805億円の3423億円となった。資金運用収益は減少したが、同時に米国の低金利が続き外貨調達費用が3070億円減少した。2020年半期の利回りは▲1.45%の0.54%となった。

これらを要因に経常利益は同8億円(1%)増の869億円となった。純利益は▲26億円の655億円となった。

単体決算での特徴は与信関係費用が455億円増えて460億円としたこと。コロナ禍で経済情勢に不透明が高まっていることに加えて、今期の決算から将来予測に基づく新たな引き当て制度を導入したためで、農林中金によるとその引き当て分が363億円あるという。

総資産は106兆7464億円。貸出金は3月末から1兆381億円伸びて21兆970億円となった。負債は98兆7133億円で信連やJAからの預金は8550億円増えて67兆2867億円となった。

自己資本比率のうち普通出資等Tier1比率は20.55%、総自己資本比率は23.85%と引き続き高水準となっている。有価証券評価益は3兆4041億円となっている。

新型コロナウイルス感染症の拡大で業種や規模を問わずに幅広い取引き先で資金需要が発生した。農林中金はコロナ対策資金を創設し、9月末で251件1兆3308億円の貸付となっている。また、農業関連ではJAバンクとして2976件337億円の資金を貸し付けている。

奥理事長は「しっかり資金対応をやっていきたい」と述べるとともに、今後はつなぎ融資ではなく事業承継や再編や再建支援も必要になるとの認識を示した。

また、農業関連融資の取り組み状況も明らかにし、2019年3月の融資実行先7736社が20年3月には8643社に増え新規実行額は4122億円となった。


奨励金に上限設定

会見で奥理事長は3か年計画の柱の1つである600名の人員再配置の状況について「会員の現場に350名が配置済み」と予定より進んでいるとした。JAなどに職員を派遣するものでJAが自ら融資するなど地域の資金需要に対応する貸し出しサポートや、投資信託も含めた組合員の資産形成支援、購買・販売事業のサービス向上と効率化、店舗のデジタル化などを支援している。

また、会見のなかで信連とJAに支払う奨励金水準の段階的な引き下げととともに、上限設定についても2年程度の猶予期間を設けたうえで導入する方向で調整していることを明らかにした。

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