長野で350年の米農家による酒米で醸した高級日本酒「天土」発売 太陽と大地2023年6月21日
株式会社太陽と大地(長野県東御市)はオリジナル日本酒ブランド「天土AMATSUCHI」を発売。「田んぼから語る、新たな文化を紡ぐ酒」として、350年続く米農家が自社生産の酒米「金紋錦」で醸した高級日本酒を販売している。
「天土AMATSUCHI 純米大吟醸」
「天土」は、米づくり農家と酒づくりの蔵元の互いの尊敬と信頼から生まれた特別な日本酒。長野で生まれた酒造好適米で、この地の気候風土で最も味わい豊かで上質な酒を醸す「金紋錦」を用いた。
栽培地区の八重原特A地区の中でも、栽培に最も適した区画で、無農薬・無化学肥料栽培で育てた酒米は、八重原の風土とこの土壌を知り尽くした米の生産者ならではのテロワールが感じられる。また、毎年違う気候の中で育まれる米は、その年によって異なる表情を見せる酒に仕上がり、年々の風土を映しだす。
米を作る田んぼの水は蓼科山の湧水。長い用水路を流れる間に温められ、豊富なミネラルを含み、田に注ぎ込まれる。八重原の強い粘土質の土壌で多くの肥料をしっかりと抱え込み、成長に欠かせない養分・ミネラルと有機物をたっぷり混ぜ、よりおいしい米をつくる土壌で育てている。

酒の仕込み水は、梓川水系の井戸水で、やわらかな口当たりと、きめ細かく滑らかな舌触りを作り出す。工程に最も手間のかかる吟醸づくりで、米の雑味をなくすため、麹米は38%、掛米は40%まで削り、 ゆっくりと発酵させたもろみを、蔵人総出で行う「袋搾り」で上槽。フレッシュで華やかな林檎の香り、芳醇な果実味と和三盆のようなやさしい甘味に口当たりがよく上品で、「金紋錦」ならではの奥行きのある旨味と品格を醸し出している。「天土AMATSUCHI 純米大吟醸」(720ml)は1万5000円(税別)。

重要な記事
最新の記事
-
農業用バイオスティミュラント「エンビタ」 2025年水稲の実証試験で見えた効果 増収・品質向上に一役 北興化学工業2025年10月27日 -
高市内閣 農水副大臣に根本幸典氏、山下雄平氏2025年10月27日 -
26年産主食用生産量 711万t 別途、政府備蓄米を21万t買い入れ 農水省2025年10月27日 -
米価 5週ぶりに上昇 5kg4251円2025年10月27日 -
調製・品質管理を一元化 JAなすのの米麦施設サテライトシステム JA全農が現地視察会2025年10月27日 -
農山漁村への企業等の貢献活動 取組を証明する制度開始 農水省2025年10月27日 -
【役員人事】新社長に花田晋吾氏 クボタ(2026年1月1日付)2025年10月27日 -
【役員人事】クボタ(2026年1月1日付)2025年10月27日 -
「長野県産りんご三兄弟フェア」全農直営飲食店舗で27日から開催 JA全農2025年10月27日 -
「秋田県産 和牛とお米のフェア」宮城・東京・大阪の飲食店舗で開催 JA全農2025年10月27日 -
JAならけん協力 奈良県十津川村×北海道新十津川町「秋の収穫祭」開催2025年10月27日 -
富山県のショップ「越中自慢」約30商品が「お客様送料負担なし」JAタウン2025年10月27日 -
【今川直人・農協の核心】農協による日本型スマート農業の普及(1)2025年10月27日 -
社会主義は消滅したか・・・否【森島 賢・正義派の農政論】2025年10月27日 -
植物由来素材ユニフォームで「着る循環」を社会実証 Team P-FACTSと連携 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月27日 -
「枝もの定期便」運営スタートアップ 株式会社 TRINUSへ出資 あぐラボ2025年10月27日 -
【人事異動】北興化学工業(2025年11月1日付)2025年10月27日 -
重信川クリーン大作戦に参加 井関重信製作所2025年10月27日 -
新潟県U・Iターン移住イベント「にいがたU・Iターンフェア2025」有楽町で開催2025年10月27日 -
高知で「未来型農業」始動 水耕栽培野菜を販売開始 アドインテ2025年10月27日


































