川崎市の農業をPR 野菜や花の「豪華宝船」が市内横断 JAセレサ川崎2021年10月25日
JAセレサ川崎は11月から12月にかけて、川崎市内産の農産物PRイベント「農火リレー 私たちは農の火は消さない!! “かわさき横断でつなげよう食・農”」を開催。川崎市内5つの主要駅などで、川崎市内産の野菜や花など農産物で作った豪華宝船が川崎市内を横断する。

「農火リレー」の初回は11月1日、JR川崎駅で14時から「点灯式」を実施。火に見立てた稲穂を先頭に添えた豪華宝船が、市内農業のPRのために"出航"する。その後、JR川崎駅→こすぎコアパーク(武蔵小杉駅)→JR武蔵溝ノ口駅→JR登戸駅→小田急線新百合ヶ丘駅と、計5か所で順次宝船を展示。豪華宝船の展示に合わせ、川崎市内農業後継者による安全・安心・新鮮な農産物の即売や、川崎商工会議所との連携により市内銘菓を販売する。また、「川崎市内の農産物直売所マップ」や「オリジナルマスクケース」の配布。七夕飾りのように願い事を書いた短冊を米俵に飾る。
川崎市に農業のイメージはあまりないが、同市の農業は長い伝統と多くの革新で、現在もたくさんの種類の農産物を生産。また、都市部にある農地は、子どもたちの学びの場所や市民の憩いの場所、災害時の避難場所など、地域との共生で多面的な価値を高めている。そんな、元気な都市農業をアピールするため、同JAは「農火リレー」を企画した。
川崎市内の生産者とJA職員が力を合わせ、すべて川崎市内で生産された野菜や花を使用した宝船を製作。材料は農産物であるため、各会場が変わるたびに農産物が入れ替わり、船の形や品目も変わる。11月からの約1か月半、季節の移ろいによる作物の変化、展示会場付近の地域で栽培されている農産物などの違いで、宝船の色や形が変わる様子も楽しめる。使用した農産物は、展示終了後に子ども食堂などへの寄贈を予定。
◎実施スケジュール
・11月1日~2日 JR川崎駅
・11月9日~10日 こすぎコアパーク(東急田園都市線 武蔵小杉駅)
・11月24日~25日 JR武蔵溝ノ口
・11月30日~12月1日 JR登戸駅
・12月6日~7日 小田急線 新百合ヶ丘駅
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































