概算金の最低保証2.2万円 米農家からの聴き取り参考に JA越前たけふ2025年5月12日
福井県のJA越前たけふは、2025年産コシヒカリの概算金保証額を1等米60キロ当たり2.2万円以上と決めた。24年産米の集荷減を踏まえ、担い手を回って意向を調査。その結果を踏まえ、概算金保証額を設定した。
JA越前たけふは、24年産米の集荷率が低下したことから、4月14~18日、担い手を回って系統外の商系業者への出荷理由や今年の予定、適正価格についての意向などを聞いた。概算金に関連して一斉に農家を回って生の声を聞いたのは初めてで、135経営体から回答を得た。
24年産米を系統外に出したのは36%で、もっとも多い理由は「価格が高い」だった。25年産の出荷予定は7割がJAだけ、2割がJA以外、残りが概算金を見て判断、だった。
同JAは「こうした結果を受けて『概算金保証額』を設定した。追加払いもできるだけ年内にお支払いできるよう努力する。商系業者に負けないよう集荷に努める」(営農販売課)とする。
担当者は「今の米価は異常で、高すぎると米離れが起きかねない。系統集荷率を高めることで供給と流通を安定化させたい」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
米の高騰一転、産地に懸念 政府が「暴落」の引き金? 小泉劇場に不安広がる2025年7月1日
-
JAcom、インスタ・YouTube・TikTokで農協の魅力を楽しく、かわいく発信中!2025年7月1日
-
米価 5週連続で低下 5kg3801円 農水省調査2025年7月1日
-
【人事異動】農水省(7月1日、6月30日付)2025年7月1日
-
米の増産を 石破総理が強調 米の関係閣僚会議2025年7月1日
-
農水省 熱中症対策を強化 大塚製薬と連携し、コメリのデジタルサイネージで啓発2025年7月1日
-
作況指数公表廃止よりもコメ需給全体の見直しが必要【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月1日
-
【JA人事】JA岡山(岡山県)新会長に三宅雅之氏(6月27日)2025年7月1日
-
【JA人事】JAセレサ川崎(神奈川県)梶稔組合長を再任(6月24日)2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
米穀の「航空輸送」ANAと実証試験 遠隔地への迅速な輸送体制構築を検証 JA全農2025年7月1日
-
JA全農「国産大豆商品発見コンテスト」開催 国産大豆を見つけて新商品をゲット2025年7月1日
-
こども園で食育活動 JA熊本経済連2025年7月1日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施2025年7月1日
-
7月の飲食料品値上げ2105品目 前年比5倍 価格改定動向調査 帝国データバンク2025年7月1日
-
買い物困難地域を支える移動販売車「EV元気カー」宮崎県内で運用開始 グリーンコープ2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
「大きなおむすび 僕の梅おかか」大谷翔平選手パッケージで発売 ファミリーマート2025年7月1日
-
北海道産の生乳使用「Café au Laitカフェオレ」新発売 北海道乳業2025年7月1日