米価 「高くなる」判断がやや増加 米穀機構2025年5月9日
米穀機構は5月9日、4月の米取引関係者の判断に関する調査結果を公表した。
主食用米の需給動向についての現状判断DIは87で前月から1ポイント増加した。需給が締まっているとの見方が続いている。
また、向こう3か月の見通し判断DIは前月と変わらず73。2月は政府の備蓄米放出方針を受けて前月の82から72へと需給が緩むという見方が強くなったが、その後、緩むという見方は広がっていないことが示された。
米価水準の現状判断DIは前月と変わらず94で「高い」との見方が続いている。
また、向こう3か月の見通し判断DIは59で前月から4ポイント増えた。米価の見通し判断も2月には備蓄米放出方針を受けて前月の77から54へと「米価水準が低くなる」との見方が強まったが、備蓄米の円滑な流通が見通せないことを受けて再び「米価水準が高くなる」との見方が強まったようだ。
5月に入り備蓄米の販売も除々に進んでいることや、政府が7月まで毎月、備蓄米を売渡していく方針を表明していることなどを米取引関係者がどう見るかが次回の調査結果で示されそうだ。
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