佐賀の無農薬大豆納豆で健康な腸内環境へ 健康なまちづくりで包括連携協定2020年2月25日
そのもの(株)(福岡市中央区)と佐賀県江北町、江北町有機研究会は2月27日、食や農を科学し、医学と連携することで、新しい「地方創生モデル」や「健康なまちづくりモデル」を実現するための包括連携協定を締結する。
sonomono(R)が目指す地方創生のニューモデル
地方創生において、国と地方自治体、民間企業、地域住民によりさまざまな取り組みが行われているが、一時的な増加が見込めても結果として都心の一極集中の現状に歯止めをかけることは難しく、地域の持続的発展が求められている。
そのもの(株)は、地方でとれる農作物や水産物とそれらを使って作られる発酵食品を、地域の情報に精通している人々とつながることで、良い原料を発掘し商品化する取り組みを行ってきた。ブランドコンセプトである「本当に、からだに良いものを。」を提供することをめざし、江北町有機研究会で無農薬にこだわって栽培されている大豆を使用した商品開発や、無農薬米の海外展開など、地域活性化へつなげる「地域振興」に力を注いでいる。
今回、生産者である江北町有機研究会、行政からのサポートとして江北町と包括連携協定を締結し、それぞれの役割・強みを活かした連携を図る。また、食を科学することを通じて、医学とも連携し、町も人も健康になる地方創生のニューモデルを実現し、さらに「終の棲家としての魅力」に溢れた町の未来づくりのサポートをしていく。
具体的には、佐賀の無農薬大豆で作った納豆で健康な腸内環境で日本一をめざす。佐賀県江北町は、全国でも有数の大豆の生産地。同社は江北町有機研究会で生産した大豆を使用した納豆加工食品を江北町の町民に食べてもらい、腸内環境を健康にする"健康腸内(日本一)"をめざす。
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