「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
JA全農みえは5月10日、道の駅「美杉(三重県津市美杉町上多気267)」近隣のほ場で、JAみえなか美杉清流米部会、同JAと連携して「美杉清流米 田植え体験・産地交流会」を開く。
昨年の交流会の様子
交流会は生産者と消費者をつなぐ活動として実施し、今年で3年目を迎えた。消費者に体験を通して米づくりへの理解を深め、食への関心を高めてもらうことを目指している。「美杉清流米」は雲出川の最上流に位置する津市美杉町内で生産し、減化学肥料・減農薬で栽培する特別栽培米のコシヒカリ。粒が大きく粘り気と甘みがあるのが特徴だ。
同イベントは、スーパーマーケットを運営するサポーレ(津市柳山津興)を通じて参加者を募集。当日、参加者は生産者などから稲や田んぼ、苗の植え方などの説明を聞いたあと、田んぼに入って手作業で田植えを行う。参加者は消費者の親子9組34人の予定。
「美杉清流米」はJAみえなか美杉清流米部会が2003年から減農薬でのコシヒカリ栽培を開始した。2024年度には「三重県SDGs推進パートナー」「 みどり認定」、環境負荷低減の「見える化」の取り組みの登録を受けた。収穫は9月上旬に予定し、部会員が行う。生産者は17人、生産面積は約20ha。主な出荷先は愛知県名古屋市、津市。パッケージに認定マークをつけことで、環境保全への取り組みの「見える化」している。
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