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【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年8月1日

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大阪府環境農林水産部農政室は、水稲に斑点米カメムシ類が府内全域で多発のおそれがあるとして、7月31日に令和7年度病害虫発生予察注意報第2号を発表した。

表1:7月第1~3半旬(7/1~7/15)の予察灯調査での合計誘殺頭数と平年値との比較

大阪府環境農林水産部農政室によると、今年度の7月15日までに斑点米カメムシ類(アカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメ)の予察灯調査の誘殺頭数が、複数の地点で平年値を大きく上回った。(図、表1)水田畦畔でのすくい取り調査ではアカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメ、ホソハリカメムシ等がみられた。

図:予察灯調査での誘殺頭数の推移(枚方市、羽曳野市、岸和田市)

大阪管区気象台が7月24日に発表した近畿地方の1か月予報では、8月の気温は平年より高いと予想されている。

近年、大阪府ではアカスジカスミカメ(写真1)、アカヒゲホソミドリカスミカメ(写真2)、ホソハリカメムシ(写真3)などの発生が多い。斑点米カメムシ類は、水稲が出穂するまでは畦畔や休耕田等の雑草地のイネ科雑草の種子を吸汁して繁殖している。水稲が出穂すると水田内に移動し、乳熟期の籾を吸汁加害し、斑点米の原因となる。

左から、写真1:アカスジカスミカメ、写真2:アカヒゲホソミドリカスミカメ、写真3:ホソハリカメムシ(提供:大阪府病害虫防除グループ)(提供:大阪府病害虫防除グループ)

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)耕種的防除
・斑点米カメムシ類は出穂までは主に畦畔等のイネ科雑草に生息しているため、斑点米カメムシ類の生息密度を下げるためには、出穂前の畦畔の除草が重要。
・畦畔の除草を出穂が迫ってから行うと、斑点米カメムシ類を水田に追い込むこととなり、逆効果。出穂の10日前までに済ませるようにする。

(2)農薬による防除

表2:カメムシ類の防除薬剤例

・薬剤散布(表2)は穂揃期(出穂すべき穂のうち7割から8割が出穂している時期)に行う。発生が多い時は乳熟初期(出穂後10日頃)にも散布する。
※水稲は出穂始(走り穂)から2~4日程度で出穂期を迎え、出穂期から2~4日程度で穂揃期になる。
・農薬によっては散布適期が異なることがあるため、ラベルやメーカーホームページなどの資料をよく確認してから使用すること。

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