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国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日

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国際農研は農研機構との共同研究で、高温や低肥料条件下でも収量が向上する次世代イネ系統「北陸193号-MP3」を開発。国内最多収品種「北陸193号」の穂数を約20%増加させ、精玄米収量を7~9%増加させることに成功した。

図1:MP3が導入された新系統と親品種の成熟期の草姿比較

同研究では、「コシヒカリ」由来でインド型イネの穂数を増加させる遺伝子MP3を国内最多収品種「北陸193号」に戻し交配により導入し、その効果を検証した。その結果、「北陸193号-MP3」は親品種「北陸193号」と比較して21~28%の穂数が増え、通常気温だけでなく最高気温が35℃を超える猛暑環境下でも、7~9%の精玄米収量の増加を達成。さらに、窒素肥料を施用しない条件でも収量向上が確認された。

従来の研究では、籾数が増加すると籾の稔実率が低下することが報告されていたが、「北陸193号-MP3」では、穂数の増加に伴って増加した籾が十分に稔実し、増収に繋がることも確認された。

「北陸193号-MP3」は、地球温暖化への適応と持続可能な農業の実現に向けて大きな可能性を秘めている。高温と低肥料条件下での高収量性により、肥料価格高騰や地球温暖化などコメ供給の不安定化が懸念される中での安定生産への貢献が期待される。今後は、地域適応性や品質・食味などを検討し、用途に適した改良を予定。同成果は、変化する地球環境に適応した次世代型イネ品種の開発において重要な一歩となる。

同研究成果は、国際科学専門誌『FieldCropsResearch』オンライン版(日本時間2024年9月7日)にオープンアクセスで掲載された。

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