スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日
農水省は12月19日、スーパー・量販店での米の販売価格を公表した。12月8日の週の平均価格は、前週の5kg4321円から10円上がり、同4331円となった。前の週は価格が下がったが、今回は上昇に転じた。前年同期比では+24.3%。販売数量はやや減り、前年同期比▲6.3%となった。
スーパーでの米の販売数量・価格の推移(12/8~14)
銘柄米価格は上がりブレンド米価格は下がる
ブレンド米の平均販売価格は前週より▲77円の5kg3892円。銘柄米の平均販売価格は前週より44円上がって、同4513円となった。
平均価格は6月以降、随意契約による政府備蓄米(いわゆる小泉米)の流通により低下したが、8月以降は新米の出回りや随契備蓄米販売の減少を背景に上昇。9月以降は5kg4000円を上回る水準で推移し「高止まり」といわれた。前の週はいったん下がったが、今回は再び上がった。
米取引の上流ではスポット価格に続いて相対取引価格も低下が始まったが、小売価格に反映するには一定の時間がかかるとみられている。
「高くて米離れ」、総務省・家計調査でも確認できず
販売数量については6月、7月は前年を上回る水準で推移。8月以降はピーク時に比べ低い水準が継続してきた。足元では2週続けて増加したが、今回の調査ではやや減少した。
「高米価による米離れ」の懸念を裏付けるようにも見えるが、総務省「家計調査」では「米離れ」は確認できない。
総務省「消費者物価」でも米価上昇続く
一方、総務省は12月19日、消費者物価指数(全国)を公表した。米類(うるち米)は対前年同月比で+37.1%だった。対前月比でも1.9%上がった。パンは対前年同月比+4.6%、めん類は同0.0%で、米の価格上昇が目立つ形となっている。
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