「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日
JA全中は、SNSのさらなる活用や技術力の向上を図るため、JAやJA都道府県中央会などJAグループ各組織の公式アカウントを対象に、「令和7年度JAインスタコンテスト」を開催。グランプリは、写真部門がJAなごや(愛知県)、動画部門はJA帯広大正(北海道)に決まった。
写真部門グランプリのJAなごや(左)と動画部門グランプリのJA帯広大正(右)
3度目の開催となる今回は、昨年度に引き続き写真部門・動画部門の2部門で実施。「Instagramで農・食・JAの魅力を伝える」をテーマに10月1日~11月30日の期間、作品を募集した。両部門合わせてのべ142のJA関連アカウントから286の応募投稿(写真部門:74アカウント159投稿、動画部門:68アカウント127投稿)があった。
応募作品には、農の現場の空気感や臨場感が伝わる作品や、生産者・JA職員の熱意や温かな人柄がにじみ出る作品、農や食を心から楽しむ子どもたちの笑顔あふれる作品などの投稿が寄せられた。
審査委員長で(一社)SNSエキスパート協会代表理事の後藤真理恵氏は、今回の投稿の傾向について「一方的な報告や宣伝にとどまらず、見た人が『美味しそう』『知らなかった』『試してみたい』と感じるような、消費者の共感を呼ぶ投稿が増えた。写真部門では構図や光の扱い方、動画部門ではカット割りやテロップ、BGMの演出など、みなさんの発信スキルの著しい向上を強く感じた」と講評した。
写真部門グランプリのJAなごやの作品は、「シイタケ菌床栽培キット」を使って安心・安全なシイタケを簡単に栽培できる様子を伝える投稿。リアリティにこだわり生き生きとした画像と動画が、究極の国消国産であり、食育にも最適なキットの魅力を余すところなく表現した。写真部門審査委員で農業カメラマンんぼ網野文絵氏は「派手な演出・BGM・画像加工がない分、新人職員の笑顔が"農・食の楽しさ"を際立たせ、収穫したシイタケの立派さが一層の驚きを与える。飾らないリアルだからこそ想いが伝わる、グランプリにふさわしい秀作」と評した。
また、動画部門でグランプリのJA帯広大正の作品は、収穫の秋が静かに終わろうとしている少し寂しさを感じるシチュエーションを、澄み切った秋晴れの空と、エモーショナルなBGMが美しく彩っている。動画の主役「長いも」が、泥まみれの姿から白く美しく変貌する"ビフォーアフター"は、まるでドキュメンタリー番組を観ているかのような仕上がりになった。
動画部門審査委員で株式会社スペクタクル代表の佐々木晋氏は「生産者の手、そしてJA選果場の機械によって、長いもが1本1本丁寧かつ大切に扱われている様子から、すべての農業関係者への感謝と国産農産物への信頼が込み上げてくる。"これぞ、日本の農"と、見る人の心を揺さぶる優れた動画投稿」と評した。
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