東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
農林中金は4月28日、東北電力(宮城県仙台市、石山一弘社長)とトランジション・ローンによる金銭消費貸借契約を締結したことを発表した。
トランジション・ローンは、企業の脱炭素に向けた移行の取組み(クライメート・トランジション)に対して、効率的に資金を供給し、2050年のカーボンニュートラルな社会の実現に寄与するための取組みを促進するものであり、今回のローンは東北電力が策定した「東北電力グリーン/トランジション・ファイナンス・フレームワーク」に整合するものとしている。
今回のローンは、東北電力グループの「カーボンニュートラルチャレンジ2050」の実現に向けて、東北東京間連系線および東北北部エリアにおける電源募集プロセスの整備費用として活用され、再生可能エネルギーの導入拡大や主力電源化への貢献を通じて、CO2排出量の削減を目指している。
農林中金はローンによる資金供給を通じて、東北電力の脱炭素に向けた移行の取組みを後押しし、環境負荷の低減に貢献していくことを目指している。また、同金庫は第一次産業に根差した全国金融機関として、農協系統、漁協系統、森林組合の各系統組織が東北電力と環境・社会問題の解決に向けた取り組みにおいて互恵的連携ができるよう貢献していく。
【ローンの概要】
実行日:4月28日
資金充当対象:東北東京間連系線および東北北部エリアにおける電源募集プロセスの整備費用
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