日本一のFSC認証林を保有する山梨県で「やまなしFSCフォーラム」開催2021年12月15日
山梨県が恩賜林御下賜110周年を契機として実施した「やまなしFSCフォーラム」が11月23日に開催。国際的な森林認証制度FSCを普及啓発するFSCジャパンの代表で東京大学名誉教授の太田猛彦氏が基調講演を行い、パネルディスカッションでは、FSC認証を推奨する企業の代表者などと意見交換を行った。
基調講演を行うFSCジャパンの太田代表
同フォーラムは、 FSC認証林面積が都道府県別全国一の山梨県が、FSC認証とFSC認証材の認知度向上と消費拡大を図り、FSC認証製品の展示や取り組みの紹介を通して、認証地域間の交流と生産する企業とのマッチングの機会を提供するために実施。太田代表が、「責任ある森林管理 FSC認証の意義」と題して基調講演を行い、パネルディスカッションでは、「広げよう!FSCの輪」をテーマに、FSC認証材を生産する企業やFSC認証製品を加工・販売する企業と、それを利用する企業からの代表者と太田代表による、FSCの認知度向上や認証製品の需要拡大などについて意見交換が行われた。
会場の恩賜林記念館・大会議室には55人が来場し、オンライン配信の視聴回数は906回。また、やまなしプラザでは、FSC認証材製品を手掛ける県内外の各企業による関連製品展示も行われた。
終了後、太田代表は「FSC認証製品は紙業界では大分普及してきたが、木材製品においてもここ数年先進的に取り組む企業が増えてきており大変ありがたい。パネルディスカッションでのご意見にもあった通り、最初から全てをFSCで調達しようとするとハードルが高いので、まずは1点からでもFSC認証の木材製品を取り入れていただきたい」とコメントした。
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