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【第72回JA全国青年大会】盟友の英知と行動力 未来へこの国の農をつなぐ2026年2月19日

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JA全青協は2月18日、19日の2日間、東京都内で第72回JA全国青年大会を開いた。

大会では最後のガンバロー三唱を行った。大会では最後のガンバロー三唱を行った。

今大会のスローガンは「咲き誇る青年の情熱と協同の力~さあ、みんなでやってみよう!~」。会場には1200人の盟友が駆けつけた。

北川俊匡会長はあいさつで「多くの盟友が一堂に会することは、われわれの意思、思いの表れ」と評価したうえで、「農業構造転換集中対策期間」として農業基盤の大胆な再整備が始まっているが「これは日本の農業と食が危ぶまれていることを示している。同時に農業現場で我々が何ができるか問われている。一人一人地域と向き合い動かなければならないが、一人では難しいこともある。そんなときは、今大会のスローガンである、さあ、みんなでやってみようを思い出してほしい。全国に仲間がいる」と呼びかけ、「大会を我々が思い描く未来を実現する契機にしたい」と強調した。

北川会長北川会長

来賓としてビデオメッセージを寄せた鈴木憲和農相は「マーケットは世界中に広がっている。農業がもっと稼ぐことができる未来を一緒につくっていきたい。中山間地域など条件不利といわれる地域でがんばっている農業者にとっても先の見通せる農政をめざす」などと述べた。

山野全中会長山野全中会長

JA全中の山野徹会長は「全青協は国政での要請活動など重要な役割を担っている」と期待するとともに、4月に施行される食料システム法で適正な価格形成が課題となるなか、JA青年組織が消費者理解に取り組んでいることを評価し「力を合わせて粘り強く取り組んでいく」とあいさつした。

大会では「JA青年の主張全国大会」、「JA青年組織活動実績発表全国大会」、パネルディスカッションなどが行われ、2日目には大会宣言と特別決議を採択した。特別決議は後日、全青協理事らが政府や国会議員に要請する。

【大会宣言】

本日、我々は全国盟友の英知と行動力を結集し、第72回JA全国青年大会を開催した。

「咲き誇る 青年の情熱と協同の力~さあ、みんなでやってみよう! ~」をスローガンに掲げ、盟友 人ひとりの力を合わせ、各々が大輪の花を咲かせるために一歩を踏み出し、挑戦していくことを確認した。

昨年は、豪雪被害に始まり、夏の高温や干ばつ、豪雨災害、畜産酪農における感染症の拡大、中山間地域では熊をはじめとする鳥獣被害の増加など、農業を取り巻く環境は一層厳しさを増した。さらに、緊迫する国際情勢の影響により、肥料・資料・燃料等の高騰は依然として国内農業に重くのしかかっている。国内政治においては、日本の憲政史上初めて女性の高市早苗総理大臣が誕生したが、農林水産大臣が一年で三人交替する異例の事態となった。

とりわけ米を巡っては、価格の上昇により米農家や稲作を中心とする地域に経済的に多大な恩恵をもたらした一方で、消費者の米離れが進み、より安価な米を求めて海外からの民間輸入が急増し、国産米との対立が生じた。

このような情勢の中、国と政権与党は抜本的に農業構造の転換を図るための会議体を立ち上げ、議論が進められている。

また、JAグループは第30回JA全国大会において、「持続可能な農業の実現」「豊かで暮らしやすい地域共生社会の実現」「協同組合としての役割発揮」を2030年の目標に掲げ、実践している。
我々、JA青年組織は、全国盟友の英知の結晶であるポリシーブックを羅針盤に、立ちはだかる困難や課題に果敢に挑み、克服していかなければならない。活き活きとした花を咲かせるために、先人たちがこれまで70年以上培ってきた知識と経験を今こそ生かそう。 そして、全国盟友の若き情熱を赤々と燃やし、肩を組んで未来にチャレンジしていこう。

咲き誇る 青年の情熱と協同の力
~さあ、 みんなでやってみよう! ~

以上、宣言する。

令和8年2月19日
全国農協青年組織協議会第72回JA全国青年大会
【食と農を守り、次代につなぐ農政の実現を求める特別決議】

日本の農業は大きな岐路に立ち続けている。

生産資材価格の高騰、気候変動による自然災害の頻発、労働力不足等、農業経営はかつてない困難に直面し続けており、加えて担い手の減少と高齢化は進行し、地域農業と農村社会の存続そのものが危ぶまれている。

こうした状況は、農業者のみならず、国民の食と暮らし全体に直結する重大な課題である。しかしながら、現行の農政は、農業現場の実態や将来への不安に十分に応え切れているとは言い難い。

努力を重ねる農業者が報われず、次代を担う青年が希望を描けない状況が続けば、日本農業の持続性、将来性は失われてしまう。

私たち青年農業者は、国民の命を支える「食」と「農」を守り、次世代へ引き継ぐ責任を担っている。その責任を果たすためには、農業者の努力だけに委ねるのではなく、食料安全保障を国家の根幹に据えた、実効性ある農政の確立が不可欠である。

よって、私たちは次の事項を強く求め、ここに特別決議とする。

一、国内生産の最大化を基本とする食料安全保障の確立の早期実現に向け、国内農業の生産基盤を早急に強化すること。

一、農業者の経営努力が正当に評価され、所得が確保でき、持続的な営農が可能となる農業構造転換政策を早期に構築すること。

一、次世代の農業者が将来展望を持ち、安心して農業に挑戦できる環境を整備すること。

一、地域の実情に応じた多様な農業形態を尊重し、農村の維持・発展につながる施策を推進すること。

私たち青年農業者は、待つだけの存在ではない。
自ら行動し、協同の力をもって、日本農業の未来を切り拓く覚悟である。ここに、全国の青年農業者の声として本決議を採択し、国および関係機関に対し、その実現を強く要請する。

以上、決議する。

令和8年2月19日
全国農協青年組織協議会第72回JA全国青年大会

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