干し大根を使った伝統の漬物づくりワークショップを開催 こゆ財団2021年12月15日
サステナブルな農業の実現を目指す地域商社・こゆ財団(宮崎県児湯郡新富町)は12月19日、冬の風物詩である「大根やぐら」を通して、自然や農業の仕組みを学ぶ「新富大根ワークショップ」を開催する。
風当たりの良い畑にやぐらを組み、収穫した大根を干す実際の作業風景
同イベントはアートの視点を活用したまちづくりや地域活性として11月3日から開かれている「新富芸術祭2021」の一環として開催。町の玄関となる日向新富駅構内で、地元農家の中山真一さん、同町内にある漬物会社 社長の木村昭彦さん、こゆ財団スタッフで野菜ソムリエプロ黒木さゆみさんによるトークセッションで、町に根付く天日干し大根の文化について語りながら、地域の子どもたちに向けてクイズ方式で楽しく伝える。また、トークショー後は、同日開催中のこゆ財団主催による定期イベント「こゆ朝市」会場へ移動し、商店街にある一室で漬物作りを体験。「寒漬け(はりはり漬け)」などを作る。
さらに、「新富芸術祭」の一環で、地元の農家に依頼し、冬の風物詩で漬物用の大根を干す「大根やぐら」にちなみ、日向新富駅の駅舎前に"ミニ大根やぐら"を建てた。町の玄関口である日向新富駅で地域の文化を伝えながら、自然の恩恵を受けながら人々が作り上げる農の営みや、農業を中心とした人々の暮らしそのものをアートと捉えて発信する。
駅前でミニ大根やぐらに保育園児が大根を干した
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