北海道が7年連続1位「47都道府県<食のイメージ>調査 2021」発表 バイヤーズ・ガイド2021年12月15日
バイヤーズ・ガイドは、都道府県別に食のイメージを把握する「47都道府県〈食のイメージ〉調査」を実施。消費者が選ぶ人気の食イメージは、北海道が13部門独占で7年連続で第1位となった。
同調査は8月6日~10日、全国1万5578人の20~69歳の男女を対象に、インターネットで実施。食全体から米・めん類・野菜・果実・水産物・肉類・菓子類・酒・料理など18カテゴリ別に、「イメージ部門(食のイメージがある都道府県)」、「実食部門(この1年間に食べたことがある)」、「満足度部門(この1年間に食べて印象に残っている)」を数値化した。
食のイメージ部門は、昨年と変わらず1位「北海道」、2位「大阪府」、3位「福岡県」の順で、実食部門では1位「北海道」、2位「大阪府」、3位「福岡県」「新潟県」の順となった。"食の宝庫 北海道"、"食い倒れ 大阪"、"食の都 福岡"、"うまさぎっしり!新潟"などキーワードにふさわしい、人気の観光地がランクインした。
イメージ部門の18カテゴリで、北海道は米・野菜・野菜加工品・果実・果実加工品・水産物・水産加工品・肉類・肉類加工品・乳類・菓子など13カテゴリで第1位を占めた。実食部門でも、18カテゴリ中16カテゴリで第1位を独占した。
満足度部門でみると、北海道一強ではなく、各カテゴリごとに群雄割拠の状態。例えば、めん類は「香川県」、果実は「山梨県」、水産加工は「宮城県」、飲料は「静岡県」、調味料は「千葉県」と、各地域のブランド食材・特産品・地元グルメは、消費者の満足度が高かった。
お米は、イメージ部門と実食部門で北海道が1位だが、満足度部門では新潟県が第1位。固有銘柄では、新潟県では『コシヒカリ』(1369pt)や『魚沼産コシヒカリ』(91pt)。また、秋田県『あきたこまち(887pt)』、北海道の『ゆめぴりか』(435pt)と『ななつぼし』(296pt)、山形県『つや姫』(187pt)と続いた。
めん類はイメージ部門では福岡県の豚骨ラーメンやうどん、実食部門では北海道ラーメンが1位。満足度部門では香川県の讃岐うどんが第1位となった。
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