大阪・長居公園パークマネジメントプロジェクトを始動 ヤンマーグループ2022年3月1日
ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるわくわくパーククリエイト株式会社は、わくわくできる心豊かな体験と健康につながる空間を提供する長居公園パークマネジメントプロジェクトを始動する。今夏までにさまざまな施設を段階的にオープンする。
長居公園メインエントランス広場(完成予想イメージ)
ヤンマーグループは「A SUSTAINABLE FUTURE」をブランドステートメントに掲げ、テクノロジーで人と自然が共生する、より豊かな社会の実現を目指している。同社はこの理念の下、長居公園の指定管理事業者として「みんなわくわく、明日もわくわく。」をコンセプトに、セレッソ大阪や地域社会と連携し、子どもから大人まで世代を超えて楽しめる新しいスタイルのパークマネジメントに取り組む。
同プロジェクトでは、「食・スポーツ・アート・学び」を軸として、既存施設を有効活用したイベント開催や賑わいの創出により、都市公園の価値向上を図る。また、ヤンマー直営レストランやフットサルコートなどの新規施設をオープンし、新たな魅力の提供にも取り組む。長居植物園は、2024年の50周年に向けて、植物の本来の魅力を発揮できるよう土壌改良などの再整備を行い、4月1日に先行オープンする。
「A SUSTAINABLE FUTURE」の実現に向けて、同社は「サステナブルであること」を、楽しく、前向きで、ストレスフリーな「わくわくする新しい心の豊かさ」として発信・提供してゆく。長居公園は、3つのスタジアムや2.8kmの周回路を含め様々なスポーツ施設や広大な植物園などを有し、地元から遠方まで幅広い世代の方々が過ごす都市公園として親しまれてきた。同社はパークマネジメントを行う上で、「みんなわくわく、明日もわくわく。」をコンセプトとして、来園者の皆さまに今日の「わくわく」を未来につなげ、年代や世代を超えて心に残る公園づくりを目指す。
公園の管理運営において、テクノロジーを活かした機器の導入を進める。植物園の池の水質浄化システムや食品廃棄物を堆肥化するバイオコンポスター、太陽光発電や省エネ機器と連動するエネルギーマネジメントシステムなどを導入する。また、園内で使用する電力についてはCO2を排出しないグリーン電力を採用するなど、SDGsの実現にも貢献する。
カテゴリにおける主な取り組みは以下の通り。
1.食
・サステナビリティの実現とわくわくするおもてなしを提供するヤンマー直営レストラン。
・中庭に桜を配置した寛ぎの時間とこだわりの自家焙煎コーヒーを提供するカフェ。
・地元や全国の厳選野菜をライブキッチンで調理・提供するグローサラント形態のマルシェなど。
2.スポーツ
・100以上のスポーツ教室と「する・観る・支える」でスポーツに関わるイベントの開催。
・地元スケートボーダーと創り育てるスケートボード広場の設置(4月下旬に先行開業予定)。
・公園内の立木を活かして自然を体験できるアスレチックの設置。
3.アート
・アート集団「チームラボ」による長居植物園の自然を活かした光のアート群の常設展示。
・日本全国各地の祭の紹介とその地域に根付く食材や食文化の紹介展示。
・既存の公園施設を有効に活用した音楽や芸術イベントの開催。
4.学び
・長居植物園で子どもたちが自然や生き物の多様性の発見と気づきを得る都会の里山体験。
・小中高の各年代での自然体験やスポーツ競技などの実体験を通じた学びの場の提供。
・大阪の食文化と農作業体験ができる研修施設の設置。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略 現在の技術で実現可能でしょ(4)2024年4月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(7)【防除学習帖】 第246回2024年4月20日
-
土壌診断の基礎知識(16)【今さら聞けない営農情報】第246回2024年4月20日
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日