農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
AGRISTは、社会的インパクト評価の専門家集団であるアンドパブリック株式会社と、農業分野におけるインパクト投資の可視化と推進に向けた実証実験を開始。提携により、AGRISTが提供するAI搭載型自動収穫ロボットを活用したスマート農業がもたらす社会的・経済的インパクトを明確に評価・可視化し、持続可能な農業への投資を加速させることを目指す。
この実証実験は、単にAGRISTの事業成果を測るだけでなく、将来的なインパクト投資などの新たな資金調達機会を創出することを目的に実施。また、AIロボット開発に留まらないAGRISTの目指す持続可能な農業という壮大なビジョンを社内外に共有し、共感を広げるための重要なステップと位置付けている。
主に、以下3つのステップでインパクトの可視化に取り組む。
(1)事業意図の整理(ロジックモデル策定): AGRISTの事業がどのような社会変化を生み出すのか、その因果関係を明確にするための「ロジックモデル」を策定。
(2)インパクト指標の設計:ロジックモデルに基づき、AGRISTの取り組みがもたらす社会的・経済的インパクトを定量的に測るための具体的な指標を設計。
(3)社内データに基づくインパクトサマリーの作成:既存の社内データを活用し、設計した指標に沿って現状のインパクトを暫定的に可視化したサマリーを作成。
これらの取り組みは、初期の段階から完璧なものを目指すのではなく、65%程度の完成度を目標に、具体的な形にまとめることを重視している。
両社は今後、AGRISTの提供するスマート農業ソリューションがもたらす社会的インパクトを共同で評価・可視化するためのフレームワークを実証実験を通じて構築する。実証実験で得られた知見やノウハウは、「農業インパクト投資パッケージ(仮)」としてアンドパブリックと共同で展開を予定。8月には、インパクト指標の方向性を共有、可能であれば社会的インパクトを社内外に伝えるためのコミュニケーションツール「インパクトサマリー」の一部も共有することを目指す。
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