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米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日

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「来年の米価は急落する。時限爆弾のタイマーが鳴っている」。12月11日、島根県の丸山達也知事が警鐘を鳴らした。丸山知事は「『価格にコミットしない』という鈴木農相からは怒られるかもしれないが、コミットしないわけにはいかない状況になっている」との持論も述べた。

「(米)価格にコミットしないわけにはいかない状況になっている」と米の需給・価格動向に関する持論を語る丸山達也島根県知事(12月11日)「(米)価格にコミットしないわけにはいかない状況になっている」
と米の需給・価格動向に関する持論を語る丸山達也島根県知事(12月11日)

米価急落についての丸山知事の発言は12月11日に開かれた知事定例会見で「お米券」に関する記者の質問に答えた際のもの。

お米券に事務経費がかかる点について丸山知事は「これまで加盟店や購入者が納得して流通していたのだから、それなりの合理性があると思う。(経費)ゼロでやれといわれてもできないでしょう」と述べた。他方、お米券をもらっても(米を作る)農家は米を買わないこと、道の駅などで使えないことを指摘し「自治体(市町村)が選ぶもの」とした。

その上で「(お米券が米の)買い支えではないかという論点で一番大事」と続け、今の高い消費者価格のまま推移すると、米をやめてパスタやパン、うどんにシフトする米離れや輸入米の浸透を招くとして「そうすると、(2026年の)6月末民間在庫は農水省の見通しよりさらに積みあがり......来年の米価は急落するでしょう。そういう時限爆弾のタイマーが鳴っている」と強い言葉で警鐘を鳴らした。

農水省は2026年の6月末在庫を適正在庫量とされる180~200万tをかなり超える215~229万tと見通している。この見通しの前提は、1年間の需要が697~711万tになることだ(前年は713万t)。「25年産の新米の動きが鈍い」との報告は多い。丸山知事の言うように需要が高値で下振れすれば、その分、6月末在庫は膨らむことになる。

丸山知事は「最大手の米卸も『大変なことになる』と言っている。役所が決めることじゃないけど、早く値段を下げないと。お米券で買い支えができたとしても、そんなことでは及びがつかない。『価格にはコミットしない』という鈴木農相には怒られるかもしれないけど、コミットしないわけにはいかない状況になっている」と強調した。

中山間地の多い島根県では、コシヒカリ、きぬむすめ、つや姫など良食味の米産地として知られる。丸山知事は専業農家に生まれ、総務省職員を経て知事2期目。県政では農業振興にも力を入れてきた。

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