カマンベールチーズ熟成中の味の変化 世界で初めて可視化 雪印メグミルク2026年3月16日
雪印メグミルクは、カマンベールチーズの熟成中に生じる「味(呈味)」の成分分布の変化を、「質量分析イメージング」を用いて世界で初めて可視化することに成功した。この研究成果は、福島大学 の平修教授と安田女子大学の塩田誠教授(元 当社研究員)との連名で「日本農芸化学会 2026年度大会」で発表された。
質量分析イメージング:試料表面を細かい点毎に分析し、そこに存在する分子の分布をマッピングする可視化技術
同研究では、グルタミン酸と乳酸のカマンベールチーズ内での分布と、熟成に伴う変化を可視化。さらに、伝統製法とスタビライズ製法という異なる2つの製法が、風味形成に与える影響も明らかにした。
カマンベールチーズは、乳酸菌と白カビの働きにより独自の風味が生まれるナチュラルチーズ。その製法には伝統製法とスタビライズ製法の2種類があり、それぞれ組織、風味に特徴をもつチーズが作られる。これまで、両製法による組織の違いなどの報告はあったが、風味の形成機構の違いは明らかになっていなかった。
同研究では、2種類の製法で製造したカマンベールチーズを用い、熟成に伴う呈味成分の変化を分析し、風味形成機構の違いを評価した。
【研究成果】
上から、熟成中のチーズ断面のグルタミン酸分布の変化(伝統製法)、
熟成中のチーズ断面のグルタミン酸分布の変化(スタビライズ製法)
異なる熟成日数のチーズの成分分析と官能評価を行った結果、伝統製法はスタビライズ製法に比べ、熟成中にグルタミン酸を多く産出し、よりうま味が強くなる特徴を確認。さらに、質量分析イメージングによる呈味成分分布を評価したところ、熟成に伴い、グルタミン酸は白カビが生育するチーズ表面付近から増加し、乳酸は表面付近から減少することが示され、これらの変化は伝統製法でより顕著であることが明らかになった。
上から、熟成中のチーズ断面の乳酸分布の変化(伝統製法)、
熟成中のチーズ断面の乳酸分布の変化(スタビライズ製法)
同研究成果は、2025年10月に学術雑誌『Journal of Dairy Science』にも掲載された。
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