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【注意報】さとうきびに黒穂病 多良間島で多発のおそれ 沖縄県2025年6月6日

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沖縄県病害虫防除技術センターは、さとうきびに黒穂病が多良間島で多発のおそれがあるとして、6月4日に令和7年度病害虫発生予察注意報第2号を発表した。

図1:発病ほ場の様子(矢印は発病茎)(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)図1:発病ほ場の様子(矢印は発病茎)(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

沖縄県病害虫防除技術センターによると、多良間島における5月中旬の調査の結果、株出し栽培における発病ほ場率は90%、発病株率は4.3%で、一部ほ場では発病株率12.5%と多発していた(図1)。

図2:鞭状体(点線部)、図3:胞子、図4:(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)図2:鞭状体(点線部)、図3:胞子、図4:(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

黒穂病の病原体は糸状菌の一種で、黒色の鞭状体とよばれる組織(図2)が出現した後、風や雨滴により胞子(図3)が飛散し、地上芽や地下芽に感染。発病茎または胞子が付着した茎を種苗として使用することでも感染が拡大する。

発病茎は健全茎よりも草丈が長く細い。その先端部は長い鞭状体(黒穂)となる。発生は4月頃から見られ、5~7月に多くなる。8月に発生は少なくなるが、10月頃から再び増加する傾向がある。また、株出し回数が多くなるほど発病株率が高くなる。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)発病株はできるだけ鞭状体が出現する前に抜き取り処分する。

(2)鞭状体の出現した茎は、ビニール袋をかぶせて胞子の飛散を防ぎ、抜き取り処分する(図4)。

(3)発病ほ場やその隣接ほ場からの採苗を控え、健全な苗を使用する。

(4)多発ほ場では、次作の株出し栽培を控えて更新を行う。

(5)抵抗性品種を利用する。

(6)植付け時に種苗の消毒(薬剤による苗浸漬及び温湯処理[52℃・20分])を行う。

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