「寿司」人気圧倒的 訪日外国人からみた日本の「食」に関する調査 農林中央金庫2023年4月28日
農林中央金庫は、2004年から毎年継続して食に関する調査を実施。今年は、この10年以内に日本に滞在したことのあるアメリカ、イギリス、フランス、中国、韓国の男女1200人の外国人を対象に、「日本の"食"に対する意識と実態」を調査した。調査期間は3月20日~3月27日。
同調査によると、料理に関連する設問の大多数で「寿司」が圧倒的な1番人気という結果になった。国別の傾向では、設問全体を通じてほとんどの項目で《フランス》が高い回答率を示し、積極的にさまざまな日本の食に触れて親しんでいる様子がうかがえる。
個別の質問では、滞在時に食べた日本の料理は「寿司」(68.3%)が突出して多く、初めて食べた日本の料理で最もおいしかった日本の料理も1位は「寿司」。食事をしたり食材を買ったりした場所は、「レストラン」(74.4%)が突出して多く、「屋台」(42.9%)や「コンビニエンスストア」(39.7%)、「スーパーマーケット」(35.3%)なども利用されている。
滞在時に食べた"日本ならではの食材"で、最も多かったのは「わさび」(49.0%)で、このうち初めて食べた食材の1位は「松茸」(19.0%)。最もおいしかった食材の1位は「生魚」(13.9%)だった。
また、印象に残った日本の食事(食事マナー)は、「食前食後に挨拶をする」(50.9%)が半数を超えた。食について驚いたこと・感心したことの1位は「味がおいしい」(45.7%)で以下、2位「盛り付けが美しい」(42.7%)、3位「メニューが豊富」(41.8%)と続いた。
日本で食べた日本食は自国の日本食と"違った"(86.7%)と感じた人が大多数で、同時に自国の日本食より"おいしい"と感じている人も大多数(86.2%)を占めた。日本に来たことがある人ということもあり、日本食が"好き"(94.1%)な人が9割超。好きな理由は、1位「味が好みだから」(61.6%)、2位「食材が新鮮だから」(49.2%)、3位「健康によいから」(25.8%)など。
また、「自国で知られている日本の料理」1位は「寿司」(56.3%)、「自国で最も人気がある日本の料理」1位も「寿司」(26.0%)で、「自国で最も食べたいと思う日本の料理」1位も「寿司」(16.8%)。「自国で知られている日本の食品・食材」1位は「魚(マグロ・カツオ・サバ・イワシ)」(48.7%)で、「自国で最も人気がある日本の食品・食材」や「自国で最も食べたいと思う日本の食品・食材」でも1位だった)。
さらに、「また日本に"行きたい"」(97.7%)と考える人が大多数を占め、「また日本に行ったら何が食べたいか」も、1位は「寿司」(58.7%)で、不動の人気を示している。
いずれの国でも「寿司」が一番人気だが、2位は《アメリカ》《中国》が「ステーキ・焼肉」(順に49.0%、38.3%)で、《イギリス》は「天ぷら」と「鍋料理(しゃぶしゃぶ、水炊き、あんこう鍋、ちゃんこなど)」(ともに42.0%)。《フランス》は「ラーメン」と「焼き鳥」(ともに43.9%)、《韓国》では「ラーメン」(43.8%)など、国ごとの嗜好の違いがみられた。
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