リオ五輪に向け炭素削減プログラムを実施 ダウ・ケミカル2015年7月23日
2016年リオ五輪組織委員会の公式カーボンパートナーであるザ・ダウ・ケミカルカンパニー(本社:米国ミシガン州、アンドリュー・リバリス会長)は、リオ五輪の開催に伴う直接的な炭素排出量の削減を目指し、持続可能な農業に向けた取り組みを実施すると発表した。
持続可能な農業プロジェクトは、ダウが推進する「持続可能な未来」プロジェクトの重要な要素だ。「持続可能な未来」プロジェクトとは、省エネ技術と低炭素ソリューションを通じて、温室効果ガス(GHG)排出量を最小限に抑えることを目的に、ブラジルおよび中南米で実施されている。
持続可能な農業プロジェクトにおいてダウは、精密農業分野の世界的大手ファーマーズ・エッジ、潅漑管理を専門とするブラジルのイリジャーグループと提携し、ブラジル有数の穀倉地帯であるマットグロッソ州の農家に向けて、可変作業技術および専門知識を提供している。
この農業プロジェクトの目的は、収穫量を増やし、品種を改良し、より的確な害虫防除管理を行うことにより、環境への影響を最小限に抑え、トウモロコシと大豆の生産性を最大限に高めることだ。
精密農業および可変作業技術を導入するとともに、ダウの種子と作物保護ソリューションを組み合わせることで、合成肥料の使用量を減少させ、亜酸化窒素排出量の削減につながることが期待される。
亜酸化窒素は温室効果ガス(GHG)のひとつであり、肥料の分解に伴い発生する。ダウは2016年のリオ五輪大会において、二酸化炭素換算で50万トン相当のGHG排出量削減を公約しており、持続可能な農業プロジェクトで達成される削減量は、この公約に充当される。
(関連記事)
・ダウ日本と丸和バイオ 緑地管理向け農薬の販売で合意(15.07.15)
・アグロフレッシュ事業売却でポートフォリオ管理を進展 ダウ・ケミカル (15.05.22)
・塩素系事業の売却計画に伴う合理化計画を発表 ダウ・ケミカル (15.05.11)
重要な記事
最新の記事
-
米の集荷数量 前年比26万t増 契約数量も増える 10月末2025年12月1日 -
米の1等比率 76.8% 生産者の対策で平年並みに 10月31日現在2025年12月1日 -
「TACの提案が重要」持続可能な農業のけん引役に JA全農耕種総合対策部・岩田和彦次長に聞く2025年12月1日 -
「農業」「くらし」「地域」「漁業との連携」で優良事例を共有 JAバンク経営者フォーラム 農林中金2025年12月1日 -
12月の野菜生育状況と価格見通し トマト、たまねぎなど平年を上回る見込み 農水省2025年12月1日 -
スーパーの米価 2週ぶりの上昇 5kg4312円2025年12月1日 -
神奈川県産米から誕生「湘南はるみライスウイスキー」販売開始 JAタウン2025年12月1日 -
幻のりんご「広島県産高野りんごフェア」14日まで開催中 JA全農2025年12月1日 -
愛媛オリジナル柑橘「愛媛県産紅まどんなフェア」20日まで開催 JA全農2025年12月1日 -
みやぎ応援ポケモン「ラプラス」コラボ 仙台名産「笹かまぼこ」登場 JAタウン2025年12月1日 -
JAタウンで「福袋」販売開始 年末年始にお得な福袋を多数品揃え2025年12月1日 -
新生活応援「お米5kgプレゼントキャンペーン」実施 ジェイエーアメニティーハウス2025年12月1日 -
VIPユニフォームを岩崎学園の学生がデザイン 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月1日 -
飲食料品値上げ 2025年は2万609品目で2年ぶり2万品目超 帝国データバンク2025年12月1日 -
「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2025」に出店 新米の量り売りとオリジナル米袋制作体験を実施 アサヒパック2025年12月1日 -
第23回JA祭開催 JAかみましき2025年12月1日 -
北海道オープンイノベーションプログラム第3期に採択 輝翠2025年12月1日 -
スペインからの豚肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月1日 -
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2025年12月1日 -
助成総額384万円 2025年度「くらし活動助成基金」贈呈式開催 パルシステム茨城 栃木2025年12月1日


































