「なよろ星空雪見法蓮草」最高金賞 寒締めで糖度13度も 野菜ソムリエサミット2017年1月19日
北海道名寄市の「なよろ星空雪見法蓮草」が、野菜ソムリエサミットで最高金賞を受賞した。えぐみのもととなるシュウ酸を抑える土づくりと、暖房を一切使わないハウス栽培で最低気温マイナス15度の寒さにあてて糖をためたホウレンソウで、主催の日本野菜ソムリエ協会が19日発表した。
野菜・果物の品評会「野菜ソムリエサミット」は毎月開いているが、最高金賞ははじめて。味覚と表現力のテストを通過した評価員が「美味しさ」を軸に絶対評価で採点する。7点以上が銀、8点以上が金、9点以上が最高金賞で、「なよろ星空雪見法蓮草」は9.4点だった。
評価員は「生でも茹でても葉の厚みを楽しめ、それでいてごそごそしないしっとりとした食味の驚いた」「アクはほぼなく、香りにも嫌なクセを感じないため、純粋に際立った甘さを楽しめる」などとコメントしている。
このホウレンソウを生産する、なよろ星空雪見法蓮草生産組合が、寒締めホウレンソウを作り始めた頃、ヘッドライトをつけての収穫作業中に空を見上げると満点の星ときらきら光る雪が目に映ったことから名付けたという。最高糖度は13度に達することもある。(一般的なホウレンソウは4~5度。寒締めホウレンソウは8~10度といわれる)。現在5戸の農家が9000平方mで栽培している。
問い合わせはJA道北なよろ営農センター青果課(電)01654-3-4307
重要な記事
最新の記事
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日