需要の底上げで需給緩和の早急な改善を Jミルク2022年6月24日
Jミルクは6月23日の需給短信で生乳生産量の増加傾向は縮小しているが、牛乳類の需要は依然と低迷しており、家庭内消費を中心とした需要の底上げを図ることが求められているとしている。
6月13日の週の牛乳類の家庭内消費は前年比で92.7%だった。前週は同90%を下回ったことに比べると、若干回復した。
販売個数は全品目で前週より増加したものの、依然として低調な推移となっている。
ヨーグルト類は前週よりも増加しており、とくにドリンクタイプは6週連続で増加し、前年並み水準となった。
ホクレンの生乳受託乳量は6月中旬に前年比100.2%となり生産抑制の取り組みで増加幅はさらに縮小している。しかし、全国の牛乳類の消費は前年比90%台前半と低調に推移しているため、脱脂粉乳とバター仕向け量は依然として前年を超える水準となっている。
Jミルクは梅雨明けの気温上昇にともなう消費増に期待しつつも、業界全体で家庭内消費を中心とした需要の底上げを図り、「需給緩和の早急な改善が求められる」と強調している。
重要な記事
最新の記事
-
全農 政府備蓄米 全量販売完了 29.6万t2025年9月8日
-
地域の未利用資源の活用に挑戦 JAぎふ【環境調和型農業普及研究会】2025年9月8日
-
【8月牛乳価格値上げ】平均10円、230円台に 消費低迷打開へ需要拡大カギ2025年9月8日
-
頑張らずに美味しい一品「そのまま使える便利なたまご」新発売 JA全農たまご2025年9月8日
-
全国の旬のぶどうを食べ比べ「国産ぶどうフェア」12日から開催 JA全農2025年9月8日
-
「秋田県JA農産物検査員米穀鑑定競技会」を開催 秋田県産米改良協会・JA全農あきた2025年9月8日
-
「あきたこまちリレーマラソン2025」のランナー募集 JAグループ秋田・JA全農あきたが特別協賛2025年9月8日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」北海道で「スイートコーン味来」を収穫 JAタウン2025年9月8日
-
山形県産白桃が1週間限定セール実施中「ジェイエイてんどうフーズ」で JAタウン2025年9月8日
-
ベトナムでコメ生産のバイオスティミュラント資材の実証実施 日越農業協力対話で覚書 AGRI SMILE2025年9月8日
-
温室効果ガス削減効果を高めたダイズ・根粒菌共生系を開発 農研機構など研究グループ2025年9月8日
-
大阪・関西万博など西日本でのPR活動を本格化 モニュメント設置やビジョン放映 国際園芸博覧会協会2025年9月8日
-
採血せずに牛の血液検査実現 画期的技術を開発 北里大、東京理科大2025年9月8日
-
果樹生産者向け農薬製品の新たな供給契約 日本農薬と締結 BASF2025年9月8日
-
食育プログラム「お米の学校」が20周年 受講者1万500名突破 サタケ2025年9月8日
-
野菜ネタNo.1芸人『野菜王』に桃太郎トマト83.1キロ贈呈 タキイ種苗2025年9月8日
-
誰でも簡単 業務用くだもの皮むき機「FAP-1001匠助」新モデル発売 アストラ2025年9月8日
-
わさび栽培のNEXTAGE シリーズAラウンドで2億円を資金調達2025年9月8日
-
4年ぶり復活 秋を告げる「山形県産 ラ・フランス」9日に発売 JR-Cross2025年9月8日
-
農業現場で環境制御ソリューションに取組「プランツラボラトリー」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年9月8日