近江米新品種オーガニック米「きらみずき」パレスホテル東京で提供 滋賀県2025年7月2日
滋賀県の近江米新品種でオーガニック米「きらみずき」が、東京・丸の内にある「パレスホテル東京」の日本料理店「和田倉」で7月から提供されることが決まった。
オーガニック米「きらみずき」
採用されたオーガニック米「きらみずき」は、滋賀県独自の厳格な栽培基準を満たし、有機JAS認定を受けた「オーガニック栽培」で、大粒でみずみずしく、噛むほどに甘みが広がる食味が特長。その品質と持続可能な農法の背景が評価され、全国の銘柄米の中から同ホテルで採用された。
「きらみずき」は、滋賀県農業技術振興センターで育成され、平成6年度から本格的に販売・提供を開始。有機JAS認定を受けた「オーガニック栽培」と、農薬や化学肥料を極力使わない「環境こだわり栽培」に限定しており、これほど厳しい栽培基準を県域で設けた米は「きらみずき」が全国で初めて。みらいの近江米の主力品種になると期待されている。
この採用に対し、滋賀県の三日月大造知事は6月27日、同ホテルを訪れ、パレスホテル専務取締役でパレスホテル東京の渡部勝総支配人に謝意を伝えた。三日月 知事は「世界的にも一流のパレスホテル東京でオーガニック米『きらみずき』が採用されることは誇らしい。これからも、生産者の思いを大切にしながら、環境こだわり農業を継続・進化させていきたい」とコメント。また、渡部総支配人は「品質を大切にする我々のコンセプトに、数あるお米の中でも滋賀県のオーガニック米『きらみずき」が合致した。我々のブランドを発信していくためにもふさわしいパートナー」と話している。
パレスホテル東京は、2026年2月に開催予定の日本の豊かな地域文化の魅力を発信するイベント「Essence of Japan」でも、滋賀県の食材を提供する。
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