2025人事バナー縦
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
農協研究会
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
251020_グレインSP_SP
251001_「まもるはなしシリーズ」「よくわかる!農薬のお話」についてのご相談_PC
FMCセンターSP:ベネビア®OD

【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメ騒動の消費者側の要因2025年8月22日

一覧へ

 コメ騒動を深刻化した一つの要因は消費者側にある。国民の所得低下だ。実は、国連の「飢餓地図」を見ると、日本はピンク色になっており、アフリカ諸国などとともに、世界で最も栄養不足人口が多い国に分類されている。日本が先進国だと思っているのは日本人くらいだ、とさえ漏れ聞こえてくる。「日本が飢餓に陥る」のではなく、「日本はすでに飢餓国」なのだ。
 このことが、今回のコメ騒動にも大きく影響した。今回、急に2倍になったことが負担感を大きくしたのも確かだが、消費者の負担感が大きい根本的な原因は、消費者が貧しくさせられてしまったということだ。
 30年間で国民所得の中央値は約150万円も低下している。これが、5kg2,000円のコメに何百人も並ぶことにつながった。農家だけが苦しくなったのではない。国民全体がむしり取られて、疲弊させられ、一部の人々の利益だけが拡大している。この日本経済社会の根本的病巣を治療しないといけないのだ。

国連が公開した世界の飢餓状況を表した世界地図「ハンガーマップ」(2019-2021年)国連が公開した世界の飢餓状況を表した世界地図「ハンガーマップ」(2019-2021年)

重要な記事

250801_フセキワイドフロアブル_SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る