銘柄米の表示管理・偽装対策のDNA検査 新たに15品種を追加 ビジョンバイオ2025年8月22日
検査試薬開発販売、受託検査サービスのビジョンバイオは、主力サービスで米品種判別検査(DNA鑑定)の鑑定可能品種に、新たに15品種を追加。これにより、国内最多の検査可能品種数を更新し、計673品種となった。
同社は、2003年の米品種判別検査の開始以来、20年以上に渡り、米品種のDNAデータベースを拡充してきた。今回追加した15品種は、農業試験場や利用者からの要望、農林水産省の産地品種銘柄に基づき選定したもので、高温耐性や食味・多収性に優れた新品種など、今後、作付けの拡大が期待される品種も多く含まれている。
鑑定可能品種の充実は、検査精度(識別能)にも大きく影響。米品種判別検査は、「対象品種の原種と一致すること」「対象品種以外の原種と一致しないこと」の両方を確認することで判定するため、高精度の検査を提供するには、1つでも多くの品種データを保有し、それらをお互いに区別できる技術力が必要となる。
国内最大のデータベースを更新したことで、これまで以上に精度の高い検査を提供できるようになった。
検査料金は、単一銘柄米の定性検査(異品種の混入有無判定)で料金1万2000円(税別)から。検査日数5~6営業日。もみ、玄米、精米の他、包装米飯やおにぎりなどの炊飯米での検査にも対応する。また、複数銘柄米では、ブレンド比率も判定できる。
◎追加新品種
あおもりっこ
京の輝き
きらみずき
シャインパール
たからまさり
なつきらり
ひなたまる
宮崎52号
恵つくし
一穂積
さかほまれ
百田
令和誉富士
きねふりもち
まんぷくもち
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