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梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日

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近年、各地で記録的な猛暑が続いており、熱中症による救急搬送数も年々増加している。また、農作業中の熱中症で死亡するケースもあり、農水省や各自治体で農作業中の熱中症対策の強化を呼びかけている。この現状をふまえて北興化学工業株式会社は土壌処理除草剤「ダイロンゾル」と非選択性除草剤「ザクサ液剤」を組み合わせて使用する「DZ作戦」によって、除草作業回数を削減させ、酷暑前に除草作業を終わらせることを提案している。

近頃の日本の夏は記録的な猛暑が続いており、農作業中の熱中症で亡くなる人も少なくない。水稲は露地での栽培となるため、真夏であっても屋外での作業を実施しなければならない。特に畦畔(けいはん)の除草作業は刈り払い機を使用した草刈りや、背負式動力噴霧機などを利用した除草剤散布を人の手で実施する場合が多く、夏に実施する場合は熱中症リスクが高い作業となる。

非選択性除草剤の「ザクサ液剤」はグルホシネートPナトリウム塩を有効成分とした除草剤で、一年生雑草の他、難防除雑草の「スギナ」や「ツユクサ」、「アサガオ類」にも高い効果を示し、グリホサート系除草剤に感受性が低下した「オヒシバ」や「オオアレチノギク」などにも高い効果を発揮する。また、耐雨性に優れ、処理後1時間程度降雨がなければ効果に大きな影響は出ないため、夕立がある夏場に使用しやすい除草剤である。

土壌処理除草剤の「ダイロンゾル」はDCMUを有効成分とした除草剤で、雑草発生前~雑草発生始期に処理することで長期間雑草の発生を抑えることができる。

■ザクサ液剤のツユクサに対する効果 (写真左)散布前、(右)散布14日後(200倍)

■ザクサ液剤のツユクサに対する効果
(写真左)散布前、(右)散布14日後(200倍)

■ザクサ液剤のオヒシバに対する効果 (写真左)散布前、(右)処理7日後(100倍)■ザクサ液剤のオヒシバに対する効果
(写真左)散布前、(右)処理7日後(100倍)

この二つの除草剤を雑草の生育期(草丈15cm程度)に混用して処理することで、ザクサ液剤の高い殺草効果とダイロンゾルの長い抑草効果の両方を生かし、1回の薬剤処理で除草作業(刈り払い機による除草)約2回分の除草効果を発揮することが可能となる。

DZ作戦を6月末に実施することで、真夏となる7月、8月の除草作業を回避することができ、熱中症対策につながる。また、除草回数と作業時間が削減されるため省力性も高い。

梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業※2023年試験 
DZ作戦:ダイロンゾル400倍、ザクサ液剤100倍を混用し100L/10a相当を6月23日に処理
刈り払い機による除草:7月12日、8月7日に刈り払い機による除草を実施

各地で「DZ作戦」を実施しているが、処理後2カ月程度効果が持続する。地域や作業体系により使用する時期は異なるかもしれないが、畦畔管理の除草体系にうまく「DZ作戦」を組み込んで、今年の夏を乗り切ってもらいたい。

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