JAの活動:JAトップアンケート 今、農業協同組合がめさずこと
【JAトップアンケート】JA津久井郡 山口耕一代表理事組合長 「豊かな地域社会を」2015年11月19日
今回は、JA津久井郡の山口耕一代表理事組合長のご意見を掲載する。
JA津久井郡
山口耕一代表理事組合長
回答日:2015.9.30
【問1】あなたの農協では、農業・地域に対し、どんな役割を果たそうと考えておられますか。今後もっとも重要な役割だとお考えの内容をお書きください。
都心、県庁所在地から50k圏内に有り、中山間地域に位置し、世帯数の40%を組合員とし、県下一高齢化の進む地域である。
半世紀にわたり、畜産(酪農)を中心に農業振興に取組んで来た。
現在は、酪農家7戸、養豚1戸、養鶏1戸の専業農家となり、農地の荒廃地化が進む。
10年前、広域行政合併が進み、旧市との環境の違いから、疎外感を持つ人も多い。農協は身近な組織として期待は大きい。
経営理念として掲げた「農業の発展を通じて、豊かな地域社会の実現」に貢献したい。
【問2】問1の役割を果たすうえで、今、農業・地域での最大の課題は何ですか。
・有害鳥獣対策
・多様な担い手の指導・育成 及び確保
・高齢化対策、都市部への人口(若者)の流出
【問3】問2の課題を解決するため、もっとも力を入れようと考えておられることは何ですか。
関係機関との連携により、鳥獣対策、又、農家への経営面、技術面の支援
【問4】問3に関連して、第27回JA全国大会議案では「9つの重点実施分野」を掲げています。このうち課題を解決し、貴JAがめざす姿を実現するために、もっとも重要と考えておられる事項を3つあげてください。また、その分野において、どんな取り組みを考えておられるのか、具体的内容をお書きください。
b=マーケットインに基づく生産・販売事業方式への転換
(具体的取組内容)
園芸農家の育成
2周年を迎えたファーマーズ・マーケット「あぐりんず つくい」の成功
d=生産資材価格の引き下げと低コスト生産技術の確立・普及
(具体的取組内容)
ホームセンター管内3店舗に対抗出来る対応 全農にも期待
g=JA事業を通じた生活インフラ機能の発揮、JAくらしの活動を通じた地域コニュニティの活性化
(具体的取組内容)
一部買い物難民地域の対応等
【問5】第27回JA全国大会を機に、JAトップとして内外に発信したいお考えをお書きください。
私は46年間、酪農に取組んでまいりました。
農家所得の増大がもっとも重要。
農政の誤りをJAや農家に押しつけないでいただきたい。
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