シンポ「2030年 六ヶ所再処理工場のゆくえ 私たちの原子力政策」を開催 生活クラブ生協連2015年9月14日
生活クラブ生協連は、9月16日に衆議院第一議員会館で「阻止ネット」(六ヶ所村再処理工場に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク)主催のシンポジウムを開催し、 政府が推進する核燃料サイクルの現状と課題を考える。
福島第一原発事故から4年を過ぎた今も、12万人もの人々が故郷を追われ、避難生活は続き、生活補償も十分されず、環境や生産現場に与える影響も甚大で、 長期にわたり住民を苦しめている。多くの国民が「原子力に頼らない社会」を望んでいるが、昨年4月に閣議決定されたエネルギー基本計画では、 核燃料サイクル政策を推進するとしている。しかし現実には、 各地の計画はとん挫し 「もんじゅ」の運転再開はきわめて困難であり、 余剰プルトニウムに対する国際社会の厳しい目もあるなど、課題は山積みだといえる。生活クラブなど「阻止ネット」は、「核燃料サイクルを推進する」としたエネルギー基本計画を再度問い直す必要があると考え、今回のシンポジウムを開催することにしたという。
【シンポジウムの概要は以下の通り】
◎名称:2030年 六ヶ所再処理工場のゆくえ 私たちの原子力政策
◎日時:9月16日(水)13:30~16:30(受付13:00)
◎会場:衆議院第一議員会館 大会議室
※申込不要・参加費無料 入館時に入館証を受け取る
◎プログラム
△「六ヶ所再処理工場の本格稼働を目指す規制委員会と原燃-問題点を突く-」伴英幸(原子力資料情報室共同代表)
△「核燃サイクル反対運動の歴史と現地からの問題提起」山田清彦(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団・事務局長)
△「六ケ所再処理工場視察ツアー報告」
消費者:生活クラブ生協。生産者:大地を守る会
「川内原発現地から」グリーンコープかごしま
△連帯報告1「原発再稼働をめぐる状況と今後の脱原発運動」
行動提起:鎌田慧(さようなら原発1000万人アクション呼びかけ人)
△連帯報告2「原発事故子ども被災者支援法改正案と自主避難者住宅支援打ち切りに抗して」自主避難当事者
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