みどり戦略 世界に発信-FAO総会2021年6月16日
FAO(国連食料農業機関)は6月14日から第42回総会を開き、15日に葉梨康弘農林水産副大臣が「みどりの食料システム戦略」を中心に演説した。
葉梨農林水産副大臣
FAOの総会は2年に1回開催され、今回は初のオンライン開催で、全世界167を超える加盟国代表が参加している。18日まで開かれている。
今回のテーマは「農業と食料システムの変革~戦略から実践へ」がテーマ。
葉梨副大臣は、食料・農林水産業の生産性向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定したことや、イノベーションによる課題解決の観点から、アジアモンスーン地域の国々と共同研究や連携を進めていくと表明した。
また、9月に開催予定の国連の食料システムサミットの成果を東京栄養サミット2021に継承し、栄養改善の課題解決のための国際的な取り組みを推進すること、コロナ禍後のFAOと連携した食料サプライチェーンの強靭化、世界農業遺産を活かした地域の活性化を推進することなどを話した。
FAOは1954年に設立。世界各国国民の栄養水準、生活水準の向上、食料・農産物の生産と流通の改善、農村住民の生活条件の改善を目的にしている。
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