売上高ほぼ前年同期並みークミアイ化学工業第2四半期連結決算2020年6月24日
クミアイ化学工業(株)は、2020年10月期第2四半期連結決算を発表した。
当四半期の売上高は583億8300万円(前年同期比0.1%減)。畑作用除草剤「アクシーブ剤」、水稲用除草剤「エフィーダ剤」の販売は好調に推移したものの、一部化成品の販売が減少した。
営業利益は49億7100万円(前年同期比11.3%減)。販売費および一般管理費の増加などが影響した。経常利益は54億7300万円(同15.5%減)。為替差損の増加などにより減益となった。四半期利益は38億500万円(同18.4%減)だった。
農薬・農業関連事業は売上高442億8500万円(前年同期比0.4%増)、営業利益49億8500万円、(同2.7%減)となった。
国内販売部門は、水稲用除草剤「エフィーダ剤」大きく伸張し、前年同期を上回った。
特販部門は、自社開発原体で「エフィーダ」の販売が好調だったことや、前期に譲受した「ベンスルフロンメチル」の売り上げが新たに加わり、前年同期を上回った。
海外販売部門は、畑作用除草剤「アクシーブ剤」が堅調に推移したが、欧州で殺菌剤・植物成長調整剤の在庫調整による出荷減があり、前年同期を下回った。
化成品事業は売上高97億2600万円(前年同期比4.5%減)、営業利益2億2600万円(同67.3%減)。その他事業は売上高43億7300万円(同4.0%増)、営業利益4億4900万円(同5.5%増)だった。
2020年3月期連結決算は、売上高1130億円(前期比9.3%増)、営業利益80億円(同4.7%増)、経常利益98億円(同0.7%増)、当期利益68億円(同0.2%増)を見込んでいる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日 -
農業経営効率化へ 青果市況情報アプリ「YAOYASAN」に分析機能追加 住友化学2025年10月31日


































